日々是精進by馬人おぢさん

アラフォー、競馬をこよなく愛する量産型おっさんの日記です

ふんわりスポンジと生クリーム、バナナが奏でる甘味協奏曲、元祖バナナボート~山形旬菓詩・武田(山形県天童市)

今回のブログ記事は4つ前(12月8日公開)の記事の続きになります。

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東根市明烏さんで肉そばを堪能し、空腹を満たした自分は、その足で今度は天童市のとある洋菓子店を目指すことにした。

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たま~に、甘い洋菓子とか、ケーキのたぐいが無性に食べたくなる日ってのがあるんだけど、今日がまさにそんな気分の日なんだよなぁ…。

 

国道13号線を東根から山形方面に南下して、カワチ薬品天童店の看板が見えてきたら、あの店はもうすぐだぞ…っとね。

 

そうこうしているうちに、あっという間に目指すお店の前に到着とあいなった。

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こんな感じで、店先にはこのお店の名物菓子「バナナボート」の画像と紹介文が書かれた吹き流しがたなびいている。

 

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まるで、子どもの頃に絵本でときめいた「お菓子の家」をほうふつとさせる、温かみのある佇まいのお店がお客を出迎えてくれる。ここが「山形旬菓詩・武田」さんである。

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いざ意を決して店内へ入ると、そこには「夢の国」とでもいうべき、お菓子の世界が眼前いっぱいに広がっている!ちょうどクリスマスシーズンを間近に控えていたこともあってか、店内はなお一層、メルヘン度が上がっている。

 

クッキーなどの焼菓子洋生菓子のケーキにマカロン、そして名物のバナナボートなどが、ズラッと冷蔵ケースに並ぶさまはとにかく圧巻である!

 

「こりゃあ、子どもでなくても、大人でもなんとなく心が浮き立つよなぁ…。

今日は元からバナナボートを購入するつもりだったけど、いくつかケーキも買っていくとするかなぁ…」

 

そんな一人ごとをつぶやきながら、冷蔵ケース内のケーキを品定めするこの時間がたまらなく楽しい!

また、ここの女性店員さんは美人揃いでもあるため、彼女らの顔をそれとなく眺めているだけで非常にドキドキ、わくわくしてしまうのである(笑)

 

「じゃあ、すみません。バナナボートを二個ずつと…」

 

お会計を済ませて、ずっしりと重みのある菓子箱を片手に、馬人おぢさんは意気揚々と家に引き揚げるのであった。

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家に戻ってからは、ルイボスティーを淹れながら、さっそくティータイムと洒落込む。

 

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水晶山シュークリーム1個200円(税込)

カリカリに固く焼けたシュー生地に、水晶に見立てたカルメラとナッツの粒々の香ばしさが際立つ一品。中身の生クリームにはバニラビーンズがふんだんに使われていて、これを一口舐め取るともう幸せになれること、間違いなしの味わいである!

 

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↑「バナナボート」と「生チョコバナナボート」(各315円(税込)

 

某山崎製〇ンの社長が、その味わいに感動して惚れ込み、自社の製品としてぜひ販売したいと申し出たのが、あの「まるごとバナナ」というエピソードのある、元祖「バナナボート」である。

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↑同様の例として、秋田県のたけや製パンが「バナナボート」を市販している。

 

1978年に販売を開始したというバナナボートは、40年以上の歴史のある山形県が誇るお菓子の一つといっても、けっして過言ではないだろう。

なお、イチゴの出回る季節には、プレーン、生チョコのほかに、イチゴのイチゴボートも販売される。

 

以前は、バナナボートをくるんでいるの裏の部分が当たり付きのくじになっていて、当たりが出るともう一個無料でもらえるという、遊び心満載のサービスもあった…とか(今も当たり付きのくじが存続されているのかは不明である)

 

これらのお菓子にむしゃぶりつき、ムシャムシャと美味しくいただいたあかつきには…、

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当然こうなるわけである(笑)

 

優雅なティータイムを過ごしながら、12月の午後の忙しさをしばし忘れる馬人おぢさんなのであった…(Fin)

  

 

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本日の「たまにいくならこんなお店」 

 

 

 

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山形旬菓詩 武田

住所:山形県天童市北目3-8-34(カワチ薬品天童店そば)

電話番号:023-654-1283

営業時間: 10:00~19:30

(定休日:毎週月曜日、大晦日、元日)

http://shunkashi.com/

 

個人的に、値段に糸目をつけずに好き勝手に、山形県内でおススメのお菓子屋さんを挙げるとすれば、榮玉堂(山形市)とここ山形旬菓詩・武田(天童市)、清川屋(鶴岡市)を挙げたい。

それぐらい、どれを食べても「当たり」という商品のラインナップが揃っている。

 

昨年10月以降は、昨今流行りのキャッシュレス還元にも対応していて、クレジットカードで買い物をすると5%還元になるのも嬉しいところ(但し、会計総額が1500円を超えないとダメ!なので注意が必要!)。

 

残念ながら、山形市内には支店展開されていないので、サッカー・モンテディオ山形の試合観戦でNDスタジアム(山形県総合運動公園陸上競技場)を訪れた折などに、お店を訪れて、その味を体験していただきたいと思う。

暗闇に浮かんだお店の灯りに吸い込まれるように…~食堂もみいち(山形県山形市)

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ふう…、16時にもなるとこんなにも暗くなるものかねぇ…。

 

今日の分の外回りを無事に終えて、意気揚々と車に乗り込むが、あまりの周囲の暗さにびっくりしてしまった。これでは、車のライトはスモールランプでは用が足りず、ロービームにしないと周囲をはっきりと見渡して運転するのは難しそうな状況である。

 

…そういえば、冬至だからこの時期は、一年の中でも特に日が短いんだったっけなぁ…。

それはそうと、腹が減ってきたけど、今夜のメシはどこで食べたものかなぁ…?

 

ここんとこ、昼はしばらくコンビニ弁当が続いていたし、ちょっと家庭的な料理というか、飾り気のない定食屋ガッツリと、きままに大盛りのご飯でも食べたい気分だけれどもなぁ…。

 

今いるのは嶋地区(山形市北部)だけど、ここから近いところで定食屋となると…。

…うーん、どこのお店がいいものかねぇ…。

 

頭の中の食事処データベースを手当たり次第に、めまぐるしくたどっていく。

 

……お、そういえばしばらく行ってなかったけど、あのお店があったぞ!

この時間ならばお店も営業もしていたはずだし、よし行ってみるとするか!

 

山形市北部、嶋地区から車をさらに北へ走らせること、十数分。

目指すお店は、暗がりの県道22号線沿いに煌々(こうこう)とあかりを灯して、そこにたたずんでいた。

 

ということで、今回紹介するのは、山形市七浦というところにある「食堂もみいち」さんである。

 

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空調対策のためであろう、二重になった玄関戸を開けて中に入ると、こざっぱりとした食事スペースが展開されている。

 

さてと…、よっこらしょと。

窓際のテーブル席に腰掛けて、まずは本日のもみいち定食メイン料理5品の陣容を確認する。

 

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今日は「鶏唐揚げ」「ネギトロ」「ローストチキン」「ナメタガレイの煮付け」「サバの塩焼き」の5つかぁ。カレイの煮付けなんか、渋くていいなぁ。酒さえ飲めれば、ご飯だけでなく、熱燗なんかが欲しくなりそうだ…。

 

さて、これは悩むなぁ…。

 

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悩むこと数分…。

ちょっと贅沢に食事したい気分だったこともあり、そのネーミングに惹(ひ)かれて、今回は「お魚とお肉(豚ロース)のよくばり御膳」にすることにした。

 

すいませ〜ん、注文の方お願いします。

奥の厨房にいるスタッフさんに声掛けして無事に注文も終わり、後は料理が出てくるのを待つだけである。

 

今週は金曜になれば、いよいよ仕事納めということで、残された時間でやるべきことを洗い出し、悶々(もんもん)と考えていること、約10分…。

 

いよいよ、待望の御膳の到着である。

 

店員「お待たせしました〜。よくばり御膳のご飯大盛りです〜。ごゆっくりどうぞ」

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お魚とお肉(豚ロース)のよくばり御膳(1680円(税抜))

 

うぉ、実際に料理が運ばれてくると、結構量があるもんだなぁ…。

 

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では、さっそく、いただきまーす!

 

味噌汁を一すすりして、まずは野菜サラダに手をつける。

サラダのお皿はちゃんと冷やしてあり、冷たく美味しくいただけるようになっている心配りがそこはかとなく嬉しい。

 

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次はメインの豚ロースの味噌漬け焼きである。赤、緑、黄、紫、茶と色とりどりの食材が並び、見た目だけでもう美味しい!というのが確信できる一品である。

 

1cmほどの厚切りにされた豚ロース肉が、味噌漬けにされたことで余計な水分が抜けているのか、濃厚な赤身肉と脂の甘味と味噌の塩っ気が渾然となって美味しさのハーモニーを奏でている。

 

 

いやぁ、これは肉一切れだけでも、随分ご飯が進むぞぉ。味が濃くて美味しくてたまらん!

 

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…パクリ、モグモグモグモグモグ、ゴクン!

もう、一度火が着いてしまった食欲は止まらない!

 

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さてさて、こっちの魚料理にも手を出してみるとするかな。これは白身魚の西京焼きに、子持ちの魚、鴨肉のハムだな。

 

 

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パクリ、ムシャムシャムシャ…、ゴクン!

…うーん、またしても旨いなぁ…。

この身が綺麗にはがれる、西京焼きが実に旨い!

味噌漬け焼きのお肉とはまた全然違った、甘味のある白味噌に浸かった魚の身がまた一際淡白な味わいで美味しい!皮ぎしの脂が乗った部分もまた一味違うしなぁ。

 

(※筆者は仙台味噌が有名な宮城県仙台市の生まれであり、小さい頃から味噌の味に慣れ親しんできた。だから、味付けに味噌が使われていると、それだけでいくらでもご飯が食べられるように、舌や胃袋が習慣づけられているのだ!笑)

 

こっちの小鉢のひじき煮も、もずく酢の合わせ酢なんかも自家製なんだろうなぁ。

いい箸休めで、味噌の濃い味つけでだるくなった舌がサッパリと洗い流されて、また次の一口が食べたくなるってんだから、よく考えられてるよなぁ。スゴいよなぁ…

 

かくして、画像にあった御膳のご飯大盛りと料理の数々は、ものの15分ほどで綺麗サッパリとたいらげられてなくなっていくのであった…笑

 

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最後に残ったこれは、チョコケーキだな。

 

そうか…。そういえば、ローストチキンがメイン料理にあったけど、よくよく気付けば今日はクリスマスイブなんだったっけなぁ…。

寂しい独り身だからクリスマスを意識せずに、敢えて気付かないフリをしていたんだけどなぁ…苦笑

でも、料理が美味しかったから、許しちゃう!笑

 

チョコケーキの甘さとほんのちょっぴりのホロ苦さに舌鼓を打ちながら、一人寂しい馬人おぢさんのクリスマスイブの夜は更けていくのであった…(Fin)

 

追記

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この日は家に帰ると、山崎製パンから小包の不在連絡票があり、2019秋のわくわくプレゼント(お菓子詰め合わせ)に当選していたことが判明!

ちょっとだけ寂しさが紛れる、嬉しい夜となりましたとさ…笑

 

 

 

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本日の「たまにいくならこんなお店」

 

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食堂もみいち

住所:山形県山形市七浦572(県道22号線沿い)

電話番号:023-684-8494

営業時間: 11:30~14:00 17:30~21:00

(ラストオーダー:20:30、定休日:月曜、第1日曜)

 

お魚やお肉の漬けダレはお店オリジナルの自家製という、家庭的でありつつも非常に洗練された味わいのお料理が楽しめるお店である。

 

神奈川県厚木市の名物である「豚肉の味噌漬け」によく似た、豚ロースや鶏モモ肉の味噌漬け焼と、季節の魚を使った西京焼きがメインとなった御膳は少々値が張るものの、自分へのご褒美をあげたいとき、贅沢したいときに食べると、元気が湧いてくること間違いなし!だと思う。

 

注文こそしなかったが、この時期はクリスマスということもあって、もみいち定食の選べるメイン料理には「ローストチキン」があったし、御膳のデザートにはチョコレートケーキが添えられており、ちょっぴりだが、クリスマス気分を盛り上げるのに一役買っていた(笑)

 

季節感を大事にしているお店なので、いつ行っても新しい一面を垣間見ることができ、その味わいに飽きることはない。

 

最後になるが、交通量はわりかし少ないものの、店前の駐車場がやや狭いのが難点なので、ワンボックスカーなどの大型車で来店の際は注意されたし!

寒風吹きすさぶ中でいただく、ホカホカの大福まんぢう〜渋谷食品店(山形県山形市)

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…おー、寒む。(Yシャツ一枚だけでは、そりゃ寒いわな…)

 

スチーム暖房が効いた暖かい事務所から外に出てきて、あまりの北風の冷たさに、思わず肩をすくめる馬人おぢさん。

 

 

…時間は午後3時すぎである。

小腹が空いて、何か軽くお腹に入れたい気分だけど、さて何を食うかなぁ…?

 

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コンビニの肉まんはいつの間にか1個150円も出さないと食べられないくらい高くなってしまったから、そう何個も食えないしなぁ…ハァ…。

 

あれでもない…、これでもない…と、頭の中でお店の情報を巡らせながら、街中を彷徨(さまよ)い歩く途中で、ふと、ある一軒のお店の存在を思い出した。

 

それが、今回紹介する七日町シネマ通りにある渋谷食品店さんである。

 

以前、何かのタウン情報誌で「渋谷食品店という店名は知らなくとも、秋〜冬のおやつにこの店の名物『大福まんぢう』をどこかで食べたことはあるという市民は非常に多い」という記事を見た記憶があるが、実は自分もそのクチである(笑)

 

大福まんぢう」という福々しい名前お店の場所だけはしっかり覚えているものの、肝心の店名は忘れてしまっているのだ。

 

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 だが、両国屋のたこ焼きと並ぶくらい、寒い時期になると無性に食べたくなる、山形市民にとってのソウルフードの一つだと個人的に勝手に思っている(笑)

 

 

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さて…と、お店についたぞ。

看板も出ているし、軒先に暖簾がかかってるから、どうやら営業しているみたいだな。よしよし。

 

馬「こんにちはー!大福まんぢう、くださーい!」

今日の分の仕込みは終わったのか、店の奥でひっそりと休憩、待機していたご主人の姿を見つけ、声を掛ける。

 

ご主人「はいはい、お待たせしました。今日は何個差し上げましょう?」

 

今すぐ食べる分と家に帰ってからゆっくりいただく分とで、都合4個もあれば十分だけど、4個は数のキリが悪いなぁ…。いっそ、5個もらっちゃおうかな!(笑)(←この間の思考、およそ0.04秒)

 

馬「じゃあ、5個くださいな!5個だから、540円と」

ご主人「では、商品とお釣りです」

馬「どうも、ありがとう!」

 

受け取った紙袋に包まれた、大福まんぢうから漏れ出る、ほんのりとした温もりがたまらなく心強く、嬉しい!

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さっそく車に戻り、包みをほどき、まんぢうとの去年の秋以来のご対面である。(※大福まんぢうは、毎年、初夏〜秋までの間は暑くて売れない(需要がない)ということで販売が一時休止となるのだ!)

 

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↑今では見かける機会がメッキリと少なくなった、経木(きょうぎ)の包装材が、この店ではまだ現役である。大福まんぢう1個108円(税込)なり。

 

自分がガキだった30年以上前、精肉など生鮮食料品の包装はプラスチックトレイやビニール袋ではなく、この経木だったんだよなぁ…。今では崎陽軒シウマイ弁当で見るぐらいになっちゃったけどな。

 

そんなノスタルジーな思いに浸(ひた)りながら、さっそくまんぢうの1個を手に取る。

 

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まんぢうを半分にちぎり、その半分をパクリとほおばる。

 

太宰府天満宮の沿道で売られている梅ヶ枝餅のような、弾力に富んだ半生な部分と堅くしっかりと焼けた部分の小麦の薄皮の対比が実に美味しくてたまらない。

 

また、一見ゴテゴテとかなり甘そうに見える田舎あん(つぶあん)。

 

おそらく、まんぢうの8〜9割の重量を占めているはずなのに、甘味のしつこさやくどさというものは全く感じられず、寧ろ、サラッとこしあんのような軽い風味を醸し出している。

 

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ああ、久々に食べたけど、これはいいなぁ。

ここにちょっと渋い緑茶でもあると、なおいいんだけどなぁ…(笑)

 

自宅に戻らないと、渋い緑茶は淹れられないから、残りのまんぢうは今は我慢して取っておかないとな…。

 

あぁ…、でももう1個ぐらい、あたたかいうちに食べてしまいたい気持ちもあるし、これは悩ましいなぁ…(苦笑)

 

己れの食い意地に苦笑しながら、自宅に向けて車を走らせる馬人おぢさんなのであった(Fin)

 

(追記)結局、我慢しきれずに運転する車中で二個のまんぢうを食べてしまった模様(笑)

  

 

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本日の「たまにいくならこんなお店」

 

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有限会社 渋谷食品店

住所:山形県山形市七日町2-7-22(シネマ通り沿い、山形銀行本店そば)

電話番号:023-622-6638

営業時間: 10:30頃?~18:00頃(定休日:日曜)

 

八百屋さんに併設された、まんぢう屋さんである。

(夏の間はソフトクリームなどを販売している模様)

筆者にとっては、秋~冬の間、市役所や山形銀行本店に所用があって訪れた際、ほぼ確実に寄る場所である(笑)

 

庶民的なお値段なので、茶菓子などの余所行きの手土産に購入する人も結構多いのだとか。

 

…近年の異常気象、温暖化で秋~冬が短くなってしまうと、ここで大福まんぢうを購入する機会もそれだけ減ってしまうのかなぁ…と少々未来が心配だったりします。

また、そのうち買いに行かないとなぁ…(笑)

お惣菜で一杯飲る幸せ…おかず屋もりもりキッちん、どんどん焼のお店・山形どんどん(山形県山形市)

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あ~あ、ようやく今日も一日の仕事が終わったか…。

今日は何かお酒でもちょびっと飲みたい気分だけど、外で飲食するには懐具合が少々寂しいからなぁ…。

総菜でも買って帰って、家の冷蔵庫で冷やしておいたアンバーエールのビールでも飲んで、ちょっくら晩酌でもするかなぁ…

 

となると、お惣菜はどこの物を買って帰るかなぁ?

 

はっかんバージさんはついこの間、弁当と焼き鳥を買って食べたばかりだし、別のお店がいいなぁ…。となると、うん、今日はあそこのお店にしてみようか。

 

ということで、終業後、馬人おぢさんが車で一目散に向かったのは山形市の嶋北地区である。

 

ジャスコもといイオン山形北店を傍目(はため)に見ながら、はま寿司と山形銀行馬見ヶ崎支店のある交差点を北側に入り、ちょっと奥に位置するお店が、今回紹介する「おかず屋 もりもりキッちん」さんである。

 

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店内はお客さんが二人も入ると、ミッシリとなってしまうぐらい、小さな小さなお総菜屋さんである。

(筆者の場合は、身体が普通の人の1.5倍くらい大きいので、一人だけでもギュウギュウだったが…笑)

 

ガラガラと戸口を開けると、「いらっしゃいませー!」と元気のよい女性店員さんが声をかけてくれる。

 

二面に分かれたガラスのショーウインドウの中には、煮物などの和惣菜に、ハンバーグやマカロニサラダなどの洋風総菜、メンチカツやピーマンの肉詰めフライなどの揚げ物が所狭しと並んで、壮観な眺めである!

 

馬「いや~、どの総菜もおいしそうで目移りしちゃいますねぇ。…ちょっとだけ、悩む時間をくださいね」

店員「あら、お客さん嬉しいこと言ってくれますね~。ごゆっくりどうぞ~」

 

他愛もない言葉の掛け合いかもしれないが、こんなちょっとした店員さんとの交流が、お店の雰囲気をぱっと明るく華やいだものにしてくれるし、身近で親しみやすいものに感じさせてくれる。

 

馬「よし、決めました!ひじきの煮物を100gと~(以下省略)」

店員「はい、では計量しますので、ちょっとお待ちくださいね~」

 

というわけで、店員さんとのやり取りを楽しみながら、数分後、お惣菜でいっぱいになった袋を持ちながら、ホクホク顔でお店を後にするのであった…。

 

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さて、どうせここまで来たのなら、あのお店にも寄ってみるとするか…。

 

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次に向かったのは「もりもりキッちん」さんから数百メートルしか離れていない、一軒のとあるお店。

 

暑い夏場はかき氷やソフトクリームを、あとは一年を通して「山形名物 どんどん焼き」を売っているという、その名も「どんどん焼のお店・山形どんどん」さんである。

 

最初に何度か窓横のチャイムを鳴らすも、店主のおばちゃんがなかなか出てこないので、今日はもしかして営業していないのかなぁ…?と不安になる…。

仕方なく窓を開けて「すいませーん!」と一声かけると、奥からおばちゃんがノソノソと出てきて、ホッと一安心である(笑)

 

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おばちゃんを呼ぶ前にあらかじめ希望の本数を書いておいた注文票の紙と代金を渡し、焼き上がりまでの間は、店の軒先でおばちゃんの熟練した手捌きを堪能する。

 

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↑この道ン十年という、店主のおばちゃん。器用に鉄板へ生地を流し込み、具(魚肉ソーセージの薄切りや海苔、チーズ)や調味料(梅ゆかり、青のり)を乗せては、次々に焼いていく。

(黄色味がかった生地は卵、カレー粉を混ぜているため、こういう色合いになっている) 

 

なお、店主のおばちゃんは相当お話好きらしく、こちらから話を振ると、色々と答えてくれる人なので、ぜひ来店の際は話を振ってみてください!(笑)

 

数分後、焼きあがったどんどん焼きを受け取り、今夜の酒の肴を一通り揃え終わった自分は、さっそく自宅に向かって車を出すのであった…。

 

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自宅に帰ってからは、小躍りしながら冷蔵庫からヒエヒエの缶ビールを取り出し、「今日も一日、自分よ、お疲れさま!」の乾杯とあいなった。

 

さて、今夜の酒の肴(さかな)のご登場である!

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↑上から「ひじきの煮物(100g)(税抜160円?)」「マカロニサラダ(100g)(税抜200円?)」「メンチカツ×2枚(税抜130円×2)」「ピーマン肉詰めフライ税抜120円)」

 

ひじきの煮物は、ひじきに程よい歯ごたえが残り、クタッとした感じがない。

少し甘塩っぱく上品に仕上げられて、けっして味は濃すぎず、糖尿病加療中の自分にはちょうどいい塩梅の味付けだ。

 

マカロニサラダは、出来の悪い店だとキュウリから大量の水分が出てしまい、やたらと水っぽい仕上がりのものがあったりするが、ここのお店のものはそんなことがない。

和えられたマヨネーズソースは自家製のものなのかは分からなかったが、酸っぱい感じがなく、これまた自分好みの味である。

 

メンチカツも揚げ油に良いものを使っているせいか、揚げ物にありがちな“ギトギト”と油ぎったような感じはまったくなくカラッと揚がっており、ビールが進む進む!というものだ。

 

そして、とどめは…

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ピラフ&チーズ入りのどんどん焼き税込300円)である。(他にも卵&チーズ入り、カレー&チーズ入り(税込300円)を購入していたのですが、さすがにお腹いっぱいになったので、翌朝のご飯になりました)

 

中にピラフとチーズをくるんでおり、ノーマルよりもボリュームが数段アップしている一品。パックの底にたっぷりとたたずんだ中濃ソースの濃い味のおかげで、これまたビールが進む進む!ときたもんである!

 

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もちろん、野菜も忘れずに…ということで、豆乳スープの素を投入した白菜だけの鍋も食べております(笑)

 

こんな感じでよりどりみどりの総菜類をだらだらと二時間ほど飲み食いしていると…当然のことながら

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となるわけであった(笑)

 

ビールの入ったグラスを傾けながら、インターネットでナイター競輪の中継を見て、こうして今宵も馬人おぢさんの夜は更けていくのであった…(Fin)

 

 

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本日の「たまにいくならこんなお店」 

 

 

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おかず屋 もりもりキッちん

住所:山形県山形市馬見ヶ崎4-6-23(べにっこひろばのそば、南側)

電話番号:023-684-9901, 080-3324-1226

営業時間: 14:00~19:00すぎ(定休日:日曜、祝日)

店主(松田守江さん)のブログ: http://blog.livedoor.jp/moriemorimori/

お店のツイッター: https://twitter.com/gera_morimori

 

家庭的でありながらも、美味しい総菜が色とりどりと揃っているお店である。

最近はツイッター、ブログとも更新休止中(?)のようだが、お店は絶賛営業中!

お店近くの「べにっこひろば」に小さいお子さんを遊びに連れてきた帰りなど、今日の夕食は作るのが面倒くさいわぁ…と思ってしまったご婦人や主夫の方には、とっても重宝しそうですよ!(笑)

 

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どんどん焼のお店 山形どんどん

住所:山形県山形市馬見ヶ崎4-10-52

電話番号:023-682-7288

営業時間: 10:00~18:00(定休日:金曜) ※日曜営業

 

店主のおばちゃん曰く、「山形で一番おいしいどんどん焼きのお店はここ!」とのこと(笑)

ノーマルは200円~と、小さいお子さんのお小遣いでも買える、子どものおやつ的な食べ物ですので、味に過度な期待はしちゃダメです!(笑)

 

トッピングの組合せがとにかく色々あるので、何度か食べて、お好みの味をぜひ見つけていただきたいと思います。(1番人気はマヨイカだとか🦑)

 

なお、店主のおばちゃんの話では、来年2020年1月30日か31日の夜19時半~放送のNHK番組で当店が取り上げられるそうなので、山形近辺でNHKが受信できるご家庭の方は、ぜひ番組を見てあげてください!

気温4度に食べる、絶品冷やし肉そば〜明烏(あけがらす)(山形県東根市)

週末の土曜日。

平日と違い、出勤がないので気楽な朝で良いものだ。

 

が、この時期だけは冷え込みが厳しく、布団にくるまっていても寒くて自然と目が覚めてしまうのが困りものである。

 

おまけに、間が悪いことにこの日は灯油の買い置きをすっかり切らしてしまっており、頼みの綱の石油ストーブは使えないときたもんである。

 

となると、このまま自宅に居たとしても、寒い思いをし続けるだけかぁ…。しょうがない、何かメシを食いがてら、ガソリンスタンドに灯油を買いに行ってくるとするかな…

 

かくして、朝から家を飛び出してコーヒーショップへと落ち着く馬人おぢさん。

 

エアコンが効いた暖かい店内でモーニングセットのホットサンドをもくもくと食べながら、この後の予定をぼんやりと考える。

 

せっかく東根市まで行く(※)んだから、たまにしか行けないお店で昼飯を食べたいよなぁ…。さて、何がいいかなぁ…。

(※)筆者は、給油するときは県内でも一番安いと思われる、山形空港そばのガソリンスタンド(太陽鉱油13号線山形空港SS)を使うことにしており、そのついでに東根市天童市で食事をして帰るケースが非常に多い。

 

以前、都内の百貨店で開催された山形物産展に出店してたという蕎麦屋さんに、一度行ってみたいと思っていたし、今日はここにするかな…。

 

 

スマホGoogleマップアプリで細かい場所を確認し、準備は万端だ。

 

午前中は他にあった所用などを済ませて、県道120号線(旧羽州街道)をさくらんぼ東根駅方面に向かって車を走らせると、12時過ぎに今回紹介する明烏(あけがらす)さんに到着である。

 


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場所としては、さくらんぼ東根駅神町駅のちょうど中間地点ぐらい。

 

店舗が多く、栄えたエリアのさくらんぼ東根駅前からはちょっと距離があるのに、うまく商売できているということは、味には相当自信があるお店なのかも…?と期待に胸を膨らませて、いざ入店である。

 

寒さ対策であろう二重になった玄関の扉を開くと、地元民とおぼしき客の賑やかな会話がそこかしこから聞こえてくる。

 

こちらに気がついた女性店員さんに、自分1人である旨を告げ、カウンター席にやおら腰かける。

 

さて、メニューはっと…。

卓上のメニューを引っ張り出し、パラパラとめくっていく。


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ふーむ、蕎麦うどんラーメン定食類季節限定品と、蕎麦屋なのに随分と種類が充実しているんだな…。うん、これは非常に自分ごのみのお店だ(笑)

 

初めての来店だし、ここは無難に蕎麦といってみるとするかな。

店員さんが温かい蕎麦茶を持ってきてくれたタイミングで注文を伝え、あとはおとなしく品物が出てくるのを待つだけだ。

 

カウンター席からは仕切られたガラスの向こう側に厨房の中が見え、何人ものスタッフが調理と盛り付け、配膳で忙しそうに行き来している。

 

トイレに行こうと席を立つと、どうやら店内はかなりの奥行きがあり、自分が座ったカウンター席以外に、テーブル席と座敷席がいくつもあるようだった。

 

そうして新聞・雑誌コーナーに置いてあったスポーツ紙を手に取って席に戻り、数分もすると、注文していた「冷たい肉そば」の大盛りがやってきた!

 

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冷たい肉そば(税込800円、大盛りは+150円)

 

大盛り」の文字に違(たが)わず、大振りなどんぶりには、溢(あふ)れんばかりになみなみとツユが入っている。

 

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では、さっそくいただきますっ!と…

 

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まずはツユを一すすり…。ズズズっ、ゴクン!

これは鰹の出汁だろうか、まろやかな風味があってやや甘みを感じるツユが何とも言えないくらい、旨い!

 

さてと、この親鳥の肉が気になってたんだよな。

箸で鶏肉を一掴みして、パクリとほおばる。

うん、親鳥の肉は脂が乗って、グニグニと程よい弾力を持っていて、噛みしめる度にジンワリとその旨味が口中に広がっていく!

 

蕎麦もコシがあって、プルプルとして、小気味のいい歯ごたえがある。

 

どちらかといえば、自分はやや硬めの仕上げで腰のある麺が好みなのだが、ここ明烏さんの蕎麦は、麺もツユも親鳥の肉も、全てがドストライク!な味わいなのだ。

 

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いや、これは美味しいぞ!

大盛りにして大正解だった!(*´ω`*)

こうなるとスポーツ紙など読んでる場合ではない。

 

ズズズッ、ズルズル、モグモグモグモグ、ズズズッ!

一気呵成(いっきかせい)に蕎麦を食べる!とにかく食べる!

 

ツユの旨味をたっぷりと吸い込みつつも、カリッとした歯ごたえは失っていない、この揚げ玉もいいアクセントだなぁ…

 


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途中で味に変化をつけるために、一味唐辛子を投入したのだが、お隣の天童市で生産されている大正館食品一味唐辛子が卓上に置いてあるというのが地産地消らしくて、また心にくい演出ではないか。

 

最後は、セルフサービスの温かいご飯をかきこみ、ズズズッと冷たいツユで、胃に流し込んでいくのだが、このフィナーレに至るまでの時間が愛おしくてたまらない!

 

そうこうしている間に、あれだけたっぷりとあったツユも完飲し、カラとなったどんぶりとご飯茶碗が卓上に残るだけとなった…。

 

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ふー、ごちそうさまでしたと…。

 

シメに、温かい蕎麦茶のおかわりをいただきながらボンヤリと厨房の中を覗くと、変わらず忙しそうにスタッフの皆さんが調理と配膳に精を出している姿が目に飛び込んでくる。

 

美味しい料理がこうして、ここで生み出されていくんだなぁ…などと他愛のないことを考えながら、午後以降の予定を確認する…

 

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…さて、お腹の方もこなれてきたし、そろそろ行くとしますかね…。

 

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席を立ち、お会計を済ませてサービススタンプの押されたカードを受け取り、自分は外へ出た(会計950円だったけど、そこはおまけしてスタンプ2個押してよぉ!と思ったのはナイショだぞっ♬)

 

風は冷たく外は寒いが、胃も心もたっぷりと満たされた今の自分には、これぐらいへっちゃらだい!と心の中で強がりながら…。

 

その後、ふらりふらりと天童方面を彷徨(さまよ)う馬人おぢさんの姿があったとか、なかったとか…(次回に続く…かも??)

 

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本日の「たまにいくならこんなお店」 

 

 

 

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蕎麦処 明烏(あけがらす)

住所:山形県東根市神町北2-18-28

電話番号:0237-47-0378

営業時間: 11:00~14:30 17:00〜19:30

(定休日:不定休、木曜日夜の部、正月三が日)

http://akegarasu.sakura.ne.jp/index.html

 

果樹王国ひがしね蕎麦街道加盟店(8店舗)のうちの一つ。 

 

2019年6月には日本橋三越で、9月には吉祥寺東急百貨店での山形物産展に山形を代表する蕎麦屋として出店するなど、その美味しさは百貨店のバイヤーが注目するほどの知る人ぞ知る名店である(ただし、値段は庶民的なので、そこはご安心いただきたい!笑)

 

常連とおぼしき地元民の比率が高いが、仙台からの観光客も多いとか。

山形空港からも非常に近いので、飛行機で遠方から来たレンタカー利用の観光客にオススメする蕎麦屋を聞かれたら、自分はおそらくここを推すだろう。

 

羽州街道を挟んで向かい側には、同系列の天婦羅(てんぷら)明烏の店舗と駐車場があり、蕎麦処の店舗前駐車場が満車であれば、こちらの駐車場を使うことも可能である。

 

飲食代500円ごとに1スタンプ押印で、スタンプが10個溜まると500円割引券として使用が可能(有効期限はなしとのこと)なので、長く通いたくなるお店の一つである(笑)

旨い鶏そぼろご飯が食べたいっ!を叶えてくれる庶民派お弁当~紅花軒(こうかけん)(山形県山形市)

思い返してみると、子どもの頃から、ご飯に何かをかけて食べるのは好きだった。

生卵に納豆、しらす干し、ふりかけ、そして肉そぼろ

 

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大人になった今でも、その嗜好は変わることはなく、「牛肉どまん中弁当新杵屋)」は、米沢に行けば、もうお店に寄って買ってしまわずにはいられないぐらい大好物であったりする(笑)

 

dreamonturf.hateblo.jp

 過去のブログ記事で取り上げたこともあるが、その甘辛く仕上げられた特製の牛そぼろと牛肉煮は、とにかくご飯がススんでたまらない一品である。

 

dreamonturf.hateblo.jp

また、知名度は牛肉どまん中弁当に譲るものの、鶏そぼろと鶏の照り焼きがドーンとご飯の海一面に鎮座する、「九十九鶏弁当九十九鶏本舗)」の味わいもなかなかのものである。

 

…問題は、牛肉どまんなか弁当が1250円、九十九鶏弁当一番人気でも810円という価格である (-_-;)

 

安い給料ゆえ、一食にかける金額はワンコイン(500円以内)で済ませたいー、日々の食費(エンゲル係数)と(体重を)できるだけ抑制したいーと願っている自分にとって、一食に1000円近く使うというのは死活問題に繋がってくるのだ(そんな大げさな…)。

 

 

 で、そんな悩める自分の救世主ともいえるお弁当が、今回紹介する「紅花軒(こうかけん)の鶏めし税込497円)」である!

 

 

 それでは、実物のお弁当にご登場いただこう!щ(゚O゚щ)カモーン!

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 普段使いと言っては語弊があるかもしれないが、だいぶ庶民的なお値段で、かつビジュアルもいい…!

 

やや小ぶりではあるが、鶏身肉の焼き物が3個入っていて、ボリュームもアップしているのもセールスポイントといえるだろう。

 

このそぼろご飯をガバッと口にほうりこみ、咀(そ)しゃくするのが、たまらないのだ!

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お茶か、ちょっと贅沢に缶ビールでこのそぼろご飯をゴクゴクと流し込んだ日には…

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となること、請け合いである…!

 

こうして、今晩も鶏めしを酒のアテに、缶ビールやウイスキーをチビチビと飲りながら、ナイター~ミッドナイトの競輪中継を見て、つかの間の楽しい時間を過ごすのであった(笑)(Fin)

 

 

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本日の「たまにいくならこんなお店」 

 

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ショッピングセンター吉田

(同支店 紅花軒)

住所:山形県山形市城南町3-7-40

電話番号:023-644-5629

営業時間: 9:30~19:30

http://yoshidameat.com/

 

紅花軒のお弁当が購入できるのは、城南町にあるショッピングセンター吉田内のお弁当・お惣菜コーナーまたは山形エスパル1階の売店の2ヶ所となっている。

(※ショッピングセンター吉田と道路を挟んだ、向かいの場所(城南町3-3-20)に、支店である紅花軒がある。)

 

新幹線など山形駅を利用する客は山形エスパルの売店コーナーで、旅のお供などにお弁当を購入することに、また車などで市内で普通に買い物するという方は駐車場完備のショッピングセンター吉田さんを利用することになる。

 

精肉店だけあって、お肉の扱いには自信を持っているし、ピン(米沢牛、山形牛)からキリ(国産肉)まで、多種多様なお肉がそろっている。

ちょっと贅沢にすき焼きや焼き肉を食べたい日には、ショッピングセンター吉田をのぞいてみてはいかがだろうか?(^_-)-☆

 

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↑画像は、紅花軒の「鶏の唐揚げ弁当」(税抜330円

 

もちろん、お値打ち価格のコロッケ、とんかつといった総菜類や上記のような唐揚げ弁当などの弁当類もあるので、財布の中身が少々寂しいという方にもおススメである。

滋味に富んだ、ホッとする味のスープに魅せられて…らぁめんたけや(福島県福島市)

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「福島ラーメン組っ!」という、福島県内のラーメン店の擬人化企画を知って、福島市郡山市のラーメン店を巡るようになったのは、ここ2年ぐらいのことである。

 

今となっては、この「福島ラーメン組っ!」をなにがきっかけで知ったのか、実はハッキリとは覚えていないのだが…(笑)

 

先日、とあるイベントで「福島ラーメン組っ!」主宰者である、高橋わな美氏とお会いする機会に恵まれたときにもお話ししたのだが、白河市ご当地キャラクター「小峰シロ(※)」を起点にTwitterなどでたどっていったのではないか…というのが有力である(たぶん(笑))

 

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(※)小峰シロ…2011年8月28日誕生のご当地萌えキャラ初の変身ヒロイン!(小峰シロちゃんは変身前の姿)
福島県白河市小峰城というお城にある「おとめ桜」と白河の観光スポットをPRするために生まれたキャラクター(キャラクタープロフィールより抜粋)

 

その後、何だかんだで「福島ラーメン組っ!」の世界観と数々のキャラクターのキュートさ、各店舗のラーメンの美味しさ、店主の人柄などに感銘を受け、ドはまりし、今に至っている。(ラーメントレーディングカードも、他県のお店も含め、だいぶ集まりましたよ!)

 

さて、今週末訪れた「福島ラーメン組っ!」のお店は、福島駅東口から「あづま陸橋」に向かって数分歩いたところにある「らぁめんたけや」さんである。

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(↑たけやの店名どおり、外観にも店内にも竹がふんだんに使用されている。

どこかの古民家の内装を移築して、そのまま利用しているのだとか。

田舎の親せきの家にでも遊びに来た感じがして、田舎者の自分には非常に落ち着きます(笑))

 

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今年の春、3月ごろに新キャラクターの竹小 舞(たけこ まい)ちゃんが公表されて以来、福島競馬場へ馬券を購入しに来たついでに、おそらく4~5回は通っているだろうか。

 

…13時過ぎというお昼のピークタイムを過ぎた頃とはいえ、店内へ入ると席は7割ほどが埋まっている。お店の人気ぶりが良く分かるというものだ。

 

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(↑消費税増税があったが、このお店はまだ値上げはしていないようであった。経営は大変だと思うのですが、頭が下がります…)

 

席に着いてメニューをざっと確認するが、定番となった、ラーメンと焼き飯が一緒になった「たけやセット」を(今日も)注文する。

 

「すいません、たけやセットを麺大盛りでお願いします!」

「かしこまりましたー」

 

応対してくれた女性店員さんの満面の笑みに癒されながら、しばしラーメンセットが出てくるのを待つ…。

(店内に流れる尺八のBGMは竹小舞ちゃんが吹いているのだろうかと妄想しながら、目をつぶりながら聞いていると、あれここはラーメン屋、いや蕎麦屋だったっけ…?と錯覚するのは私だけであろうか(笑))

 

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↑たけやセット(麺大盛り+100円で)1020円なり!

 

先に注文がいくつか入っていたようだが、10分ほどで注文していたセットが着丼。

 

 

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ではさっそく、いただきます!

 

まずは、スープをひと啜り。

ジンワリと胃にしみこんでいくような、滋味に富んだスープの味にホッと一息をつく。

今日は昼間から風が強く、車を降りて外に出ると寒くてたまらなかったので、このラーメンの温かみが、冷えた身体にはすごくありがたい!

 

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程よく腰の効いた麺とシナチク、どんぶりを覆うような大きくて柔らかいチャーシューを、交互にどんどん食べ進めていく。

 

最後に残しておいた焼き飯は、卓上にあるソース(ウスターソース?)を一回りかけた後に、ガツガツとレンゲでかきこむように食べるのがまた美味しいのだ!

所々にあるおこげ、カリッと焼けた部分も香ばしくてたまらない旨さ!

そして、焼き飯を咀しゃくしたあとに、スープで流し込むのもこれまた幸せを感じる!

 

ここまで、あらかじめお腹を空かせてやって来ていたこともあり、全部をぺろりと平らげるのにそう時間はかからなかった(笑)

 

 

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最後にお冷をグビリと一飲みして、ひと心地つくと、何とも言えない幸福感が自分を包み込んでくれる。

 

そうこうしているうちに、店内は客が捌けて、自分を含め数組だけとなった。

 

さて、そろそろ、目的であるチャンピオンズカップの馬券を買いに、福島競馬場へ行くとしますかね…(^^♪

 

馬「今日もラーメン、美味しかったです!『ラーメンWalker福島』スタンプラリーのシールをいただけますか?」

店員「はい、こちらですね!どうぞ~。」

馬「どうもありがとう!」

 

これでラーメンWalker福島スタンプラリーも7店舗目か…。もう少しで半分達成だな。

 

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そんなことをひとりごちながら、馬券を買い求めに颯爽と店外へ飛び出していく馬人おぢさんであった…(Fin)

 

 

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本日の「たまにいくならこんなお店」 

 

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らぁめんたけや

住所:福島県福島市早稲町5-3

電話番号:090-9842-4442

営業時間: 11:00~14:00(定休日:月曜日)

 

筆者は、春・秋になると土曜の昼にここで食事をしてから福島競馬場に赴き、GⅠレースなど前日発売の馬券を購入することが定石となっている(笑)

胃袋に余裕があるときは、「麺や うから家から」さんや「ロマンドーロール ダイユーMAX8福島店」さんへはしごすることもあるとかないとか…??

 

駐車場は、お店の西南方角にあたる、福島市子どもの夢を育む施設「こむこむ」の前にコインパーキング(60分200円)があるので、ここを利用するのが一番近くてよいと思います。