2018高松宮記念回顧 ◎ファインニードル
このブログを始めて、ようやっと最初の「競馬」ネタである(笑)
…きっかけは、レース前日に競馬仲間であるT氏がふと漏らした、この言葉だった。
「ファインニードルが気になります。
モハメド殿下の馬主名義が、ゴドルフィンに変更になったんですね。
この名前を見るといよいよグローバルだなと感じます。」
「勝負服は、あの青一色ではないんすねぇ。
モハメド殿下個人名義のときのワインレッドもよかったけど。」
それまでの事前予想では、自分の本命馬は、レッツゴードンキでほぼ固まりかけていたのだが…。
今年の高松宮記念を占ううえで、その勢力図を顧みると、スプリンターズSを連覇しているレッドファルクスが実力的には一枚上。
だが、前日までの中京のレース結果や馬場を見る限り、レッドファルクスのような差し脚質の馬には今回ばかりは展開が向かないように思えて仕方がなかった。
それに続く勢力は昨年と大きく変わらないと見ていた。
昨年の高松宮記念で2着だったレッツゴードンキ。
自身も短距離に強いアドマイヤムーン産駒で、前走のシルクロードSで強豪相手に勝ってきたファインニードル。
去年のCBC賞でパワーの要る馬場を差して勝った、シャイニングレイ。
悩みに悩んだが、レッドファルクスは差し切れずの展開と見て、鞍上(川田将雅騎手)には目をつぶり、ファインニードルを急きょ本命馬に押し上げた。
レッツゴードンキは思い切って、馬券から切った。
鞍上である岩田康誠騎手が、前日に行なわれた毎日杯で、直線半ばまで馬群の内に包まれるという、馬の脚を余す下手糞な負け方をしていて、どうもうまく乗れていないイメージが脳裏にこびりついていたからだ。
あとは、モハメド殿下から世界の「ゴドルフィン」に名義変更して迎えた最初のGⅠ競走で2番人気の馬に乗って、「ゴドルフィン」の名に泥を塗るような下手な騎乗はできない、ファインニードルの川田将雅騎手もそこは必死になって馬を追ってくるだろう、
という、「裏」の思惑を感じ取ったのが一番の理由だ。
で、結局、勝負馬券はこうなった。
単勝 9番ファインニードル 2,000円
馬連 9番ファインニードル軸の流し、
→6番レッドファルクス、10番ダイアナヘイロー、11番ダンスディレクター、16番シャイニングレイ 各200円
馬連 6、9、10、11、16の5頭ボックス 各100円
結果は、直前で予想から外したレッツゴードンキと熾烈なハナ争いを演じた、ファインニードルが1着となり、単勝馬券のみ的中となった。
フェブラリーSは外したものの、これで今年のGⅠ競走の馬券成績は1勝1敗のタイに。
今度の週末に行われる「大阪杯」でもぜひこの調子で馬券を当てたいものである。
追記
残念ながら、前日の毎日杯では保険馬券としていたワイド馬券しか当たらなかったり、高松宮記念以外のレースではとんと予想が当たらなかったりで、先週の収支としては4,000円弱のプラスにしかならなかった。とほほである。