2018京浜盃(南関東競馬・SⅡ)回顧 ◎ワグナーコーヴ
南関東牡馬クラシックの前哨戦となる京浜盃の開催日がやってきた。
馬柱と前日最終オッズを確認すると、御神本訓史騎手が鞍上のワグナーコーヴは
単勝オッズ7.8倍の3番人気。
だが、吉田照哉氏の所有馬、社台ファーム生産馬、船橋名門の岡林厩舎所属、
高レベルと言われる門別道営出身馬で現在2連勝中などの経歴から見て、
決してこの人気に甘んじるような馬ではないぞと、自分は感じていた。
ここで、頼りになる競馬仲間のT氏に、京浜盃の話を振ってみた。
「(ワグナーコーヴの)母父ソルトレイクはフレンチデピュティと同じデピュティミニスターの系統でフレンチデピュティより乾いたダートがいいんすよねぇ。
しかも(父は)マンハッタンカフェ、たしかにこれは買いたくなる。
人気のヤマノ、ハセノは正直怖さを感じないですね。
ワグナーの方が底の知れない感じがあります。
マンハッタンカフェ産駒はタフな流れに強く、トライアルにありがちな淀みない流れは合うと思います。
馬券買える状況だったら、自分もワグナー本命でしたわ。」
どうやら、T氏の血統分析から見ても、かなりいい線をいっているようだ。
これだけ心強い助言をもらえれば、もう怖いものはない!
明日になれば単勝オッズはもう少し下がるだろうけど、ここはワグナーコーヴ本命で一勝負しよう!となったのであった。
当日の勝負馬券は以下のとおり。
単勝 2番ワグナーコーヴ 6,000円
馬単 2番ワグナーコーヴ1着軸の流し、
→1番リコーワルサー、4番ヤマノファイト、8番レベルスリー、13番クロスケ 各200円
3連単 2 → 1、4、8、12、13 → 1、4、8、12、13
フォーメーション20通り 各100円
ワグナーはスタートで好ダッシュを見せ、そのままスピードの違いと内枠を利してハナへ。
ヤマノは、ワグナーをピッタリとマークする2番手の競馬。
直線入口までワグナーは先頭を走り続け、ヤマノとの直線での叩き合いに持ち込むも、
最後は力尽きて、3/4馬身差の2着に。勝ったのはヤマノファイトであった。
…馬券は、綺麗に1着2着で裏目を食う結果に。
以下、本日の反省点(次回へのメモ)。
ヤマノのレース中の位置取りについて、予想を見誤ったのが運のツキ(苦笑)。
枠順などから、もう一列ぐらい後ろからレースするのかとばかり思っていたので、まさかピッタリ2番手で競馬を進めてくるとは思っておらず。(笑)
ワグナーは、勝ち馬に目標にされたのも展開上辛かったのだろうけど、現時点ではそこまで抜けた力の存在ではなかったということなのだろう。
ただ、5/1生まれで、これから成長の余地はあると思うので、本番の羽田盃や東京ダービーまでにどれだけ成長してくれるか、そこに逆転の目があるのではないかと見ている。今回で見限るのは早計。次回の馬券は、馬連かワイドで保険を掛けておくのを忘れないようにしたい。