日本神輿協會 六豊(むほう)睦
先週の土日を利用して、東京方面に出掛けてきた。
目的は、
・川崎市の若宮八幡宮で開催される「かなまら祭り」の一般参賀、
・栃木県「まろに☆え~る」メンバーの特別住民票取得、
・バイト同期仲間らとの飲み会(通称「城南会」)への参加 などなど。
自分で言うのも何なんだが、土日の2日間で消化するには盛りだくさんの内容だ。
(実際のところはやはり消化しきれず、月曜も足して3日間で消化しました(笑))
そんな旅の道中で、面白い人々との交流があったので、それをまずは記事に書いていきたいと思う。
今回は、旅の2日目(4月1日(日))の日中、かなまら祭りからの帰りのバスで会ったグループの人たちである。
元々観光客が多い「川崎大師」の参拝客に加え、今日は「かなまら祭り」の開催日でもある。(例年どおりであれば、かなまら祭りには5万人の人出がある。)
最寄りの川崎大師駅前はとにかく人、人、人でごった返していた。
「うわ、こりゃあ想像以上の人出だな…。さすがに足が疲れたし、帰りは座っていきたいんだけどな…。京浜急行の大師支線に乗ったのでは、乗車時間は短いとはいえ、身体に堪えそうだ…。」
そう思った自分は、往きと同じく川崎鶴見臨港バスの大師線(川23)で、のんびりと座って帰ることにした。(川崎大師駅前は始発のバス停なので、列に並べば確実に座ることができるのだ。)
電車賃よりも数十円高く、目的地の川崎駅前までは遠回りすることになるが、今は少しでも座って体力の回復をしたいと思っていたので、それでもまったく構わないやという気分だった。
目的地は終点なので、バスの最後部の座席にいそいそと座り込んだ。
少しすると、祭りの法被を着込んだ男性数人とその家族と思われるグループ10人ほどが、同じく最後部の座席にやってきて、次々と着席していった。
私のような男性一人の観光客がめずらしかったのか、たまたま隣に座った、そのグループの男性が自分に話しかけてきた。
「今日のお祭り(かなまら祭り)に観客として、いらしたんですか?今日はどちらから(お越しで)?」
「そうです。かなまら祭りが目的で今日はここまでやってきました。今日は山○県から来ました。」
「おぉ、山○からわざわざ観に来てくれたんだ。新幹線(使ってきたの)?」
「いや、今回は車ですね。(自分の太った身体を指さしながら)この身体では、新幹線の座席はきゅうくつなもんで(笑)」
「(普通席で狭いならば、座席の広い)グリーン席を使えばいいのに~(笑)兄ちゃん、面白いなぁ。」
…こんな感じで、酒が入って陽気な感じのグループと素面(しらふ)の自分との20分ほどの楽しい会話が始まったのだった。
「こっちの彼は、(ここの)会長をやってるんだ。俺は副会長でな。」
差し出された名刺には、「日本神輿協會 六豊(むほう)睦」と書かれてある。
話を聞くと、このグループは品川区を拠点に、品川や川崎、立川に住んでいる人たちが集まって、都内や神奈川県内で神輿担ぎをしているのだという。
他にも、テレビ東京の人気番組、「YOUは何しに日本へ?」で、会長が英語を全くしゃべれないにも関わらず、神輿担ぎの様子などについて取材を受けたことなどを陽気に話してくれた。
今後は、5月18~20日に開催される「三社祭」や9月第4土曜、日曜に開催される「藤沢市民祭り」でも神輿担ぎをするので、よかったら山○からまた観に来てください、と話をして別れたのであった。
せっかく会長さんの連絡先を聞いたので、帰ったら、ささやかなお近づきの印でも送ろう。
東京近辺ではもう桜の見頃の時期は終わってしまったけど、私の住んでいるところでは“一年中楽しめる桜(=日本酒「出羽桜」)”があるから、それがいいかな。
どうやら5月中旬になったら、また東京へ来なければいけないことになりそうだ(笑)
願わくば、一口馬主の持ち馬「ロイヤルアフェア」の復帰戦と日程が重なってくれればいいなぁ(爆)と思いながら、私は帰り道を急ぐのであった。