ぼっち旅~栃木県真岡市編
(前回の記事(ぼっち旅~栃木県下野市編)からの続きです)
前回に引き続き、「まろに☆え~る」のメンバー、春崎野乃花(はるざき ののか)の特別住民票の取得を目的に、栃木県内を東奔西走する私。
次なる目的地は、お隣の真岡市だ!
真岡市役所のホームページに掲載された情報によれば、「春崎野乃花」の特別住民票は、特製クリアファイル、缶バッジとの3点セットで、「久保記念観光文化交流館 観光物産館」あるいは「道の駅にのみや」で販売されているという。
また、限定数500セットの販売で、在庫数“残りわずか”と、3月12日の時点で告知されているので、今日のこの機会を逃せば、もう入手することは難しそうである(もしかすると、すでにない可能性も?!)。
ナビによれば、ここから、より近い場所は「道の駅にのみや」とのことなので、さっそくそちらへ向かうことに。
道はそう複雑ではなく、20分ほどで、国道294号線沿いにある「道の駅にのみや」に到着である。
ここで自分を歓待してくれたのは、春の全国交通安全運動の啓蒙活動中である“桜田門(栃木県警)”と交通安全協会のおっさんがた、今がちょうど満開の“桜並木”であった。桜づくしですな。
(警察の写真は撮ってませんので、悪しからず)
別に何もやましいことはないのだが、朝から警察に呼び止められるというのは、やはりあまり気分が良いものではない(苦笑)
そそくさと交通安全運動を呼びかけるチラシとポケットティッシュを受け取って、道の駅の駐車場へ車を進めるのであった。
(天気もいいし、桜がきれいだなぁ…。直売所に並んだいちごの甘い香りも食欲をそそる…。
おっと、のんびりしてる場合じゃなかったな。)
さっそく直売所の横にある、レジの店員さんに話しかける。
「すみません、こちら「道の駅にのみや」で、まろに☆え~るの「春崎野乃花」の特別住民票が購入できると聞いてきたのですが。」
「特別住民票の購入ですか? ちょっとお待ちくださいね…(バックヤードの在庫を確認に行ったようだ)
(しばらくして…)すみませ~ん、もうここの分は全部売り切れちゃってますね~。」
「(なに? ホームページに出てる情報は、3月12日現在のものだとたしかに書いてあったけどさ。在庫がないって、どーゆーことだよ(静かな怒り))
分かりました…、ありがとうございました((´Д`)ハァ…、何てこった…)」
(瓜田瑠梨タソの特別住民票に続き、春崎野乃花タソの特別住民票も「空振り」なのか…?)
特別住民票の在庫がないと分かった以上、ここに長居する理由はない。
↑ヘソ出しのチアリーダー姿、野乃花タソ。そのイチゴ、食べたいんですけど~(笑)
春崎野乃花の等身大パネル「いちごチアリーダーVer.」を忘れずに写真におさめ、今度は急ぎ「久保記念観光文化交流館 観光物産館」を目指すのであった。
…再び、車を走らせること20分。「久保記念観光文化交流館 観光物産館」に到着である。
余談だが、観光物産館の隣の敷地が広い駐車スペースになっており、観光客はここに車を停めて、街中を自由に散策することができる。
物産館隣の「観光まちづくりセンター」に行けば、レンタル自転車もあるので、マイペースで観光するには重宝することであろう。
(さて、今度は特別住民票はあるのかな…?)
観光物産館の入口ガラス戸に、「野乃花3点セット(特別住民票・クリアファイル・バッチ)」の販売告知チラシが貼られてはいるものの、今日はここまでさんざん空振っていることもあり、疑心暗鬼の状態である。
(ええい、ままよ!)
意を決して、物産館の扉を開き、レジ横にいる女性店員に話しかけた。
「すみません、こちらで、まろに☆え~るの「春崎野乃花」の特別住民票が購入できると聞いてきたのですが。」
「特別住民票の購入ですか? ええ、確かにこちらで取り扱っておりますよ。」
「ホントですか! よかったぁ、今さっき『道の駅にのみや』で、もう在庫がないって断られてきたところなんですよ。」
「あらあら、それは大変でしたねぇ。大丈夫ですよ、まだ在庫もございます。」
こんな会話を交わしながら、野乃花3点セット(税込950円)とフェイスタオル(税込1000円)を無事に買い求めることができたのであった。
↑かわいい娘には、何を着せても似合うものである。(*´∀`)*゚д゚)*´д`)*゚ω゚)萌ぇ~
物産館の外に設置された、春崎野乃花の等身大パネル「真岡木綿着物姿Ver.」を撮影し、これでミッションを達成したかなと思ったところで、もう一つだけ、等身大パネルがあったことをふと思い出した。
真岡駅前にあるSLキューロク館に設置された、春崎野乃花の等身大パネル「真岡鉄道Ver.」である。
(せっかく、ここまで来たんだから3つの等身大パネル全部と、ご対面しておきましょうかね…)
地図を見ると、久保観光記念観光文化交流館から真岡駅前まではそれほど距離もないようだ(1kmほど)。
「本物のSLが間近に見られますよ」と物産館の店員に聞いて、子どものときに感じたようなワクワク感を胸に、さっそくSLキューロク館へと向かうのであった。
(やあ、これはまた大きい機関車だなぁ…)
遠目にもその大きさがよく分かる、黒光りする鉄製のごつい車体が、建物の中に格納されているのが見えてきた。
どうやら、ここがSLキューロク館で間違いないようである。
さっそく建物の入り口を見つけ、中に入り、しばしその巨体の雄姿に心奪われるのであった。
↑スハフ44型客車は、実際に乗車することが可能である。
よくよく説明書きを見ると、スハフ44型客車はウチの親父殿と、ほぼ生まれた時期が一緒であることが判明。
長い年月を経て、ここ真岡市にやってきた機関車と客車の車体を見て、紡がれてきた歴史に思いを馳せるのであった。
(さて、“鉄分”の補給も十分すぎるほどできたし、そろそろ行くとするか…。)
最後になった、3つ目の等身大パネル「真岡鉄道Ver.」を画像におさめ終え、いよいよ自宅に向けて、私は帰り道を急ぐのであった。(終)