願掛け、ゲン担ぎのポークカツレツ~洋風定食 自由軒(山形県山形市)
次の日の土曜は、このブログ(競馬カテゴリ)でも何度か登場している競馬仲間のT氏と福島競馬場で生競馬を観戦することを約束している日だ。
自分にとって、福島競馬場での競馬生観戦は昨年秋(10月)の開催以来ということで、否が応でも胸の鼓動が高まる。
ということで、前日の晩メシは「ゲン担ぎ(カツ=勝つ!)」にトンカツを食べようと、昼間のうちから決めていたのであった。
店はどこにしようかなと、頭の中で「トンカツ」を提供してくれるお店のデータを検索する。
ふと、しばらく行っていない、今回のゲン担ぎには絶好のお店を思い出した。
それが、今回紹介する「洋風定食 自由軒」さんである。
一般に「自由軒」と言えば、大阪難波にある、皿のど真ん中に生卵を落とした“名物カレー”を出してくれる自由軒が有名だと思う。
が、そんなの関係ねぇ!(爆)
ここ、山形の自由軒はメンチカツやチキンカツ、ポークカツレツなどの揚げ物とハンバーグをメインとしているが、オムライスやカレー、丼物なども扱う、とても家庭的な雰囲気の漂う“洋風”定食のお店である。
そして、ランチタイムには、日替わりと週替わりのランチ定食(税込580円!)が格安で食べられたり、定食類はご飯がおかわり2杯まで無料という、大飯喰らいには非常にありがたいサービスがあったりするお店でもある。
開店直後の、客がまだいない時間帯を選んでいかないと結構待たされることもあるので、普段はあまり使わないお店だが、今日は時間に余裕があるので、このお店に行くことにしたのであった。
夜の部、開店から30分ほどが経過した、18時少し前。
先客が2組ほど料理の提供を待っていたところに、自分も入店。そしてカウンターに着席。
メニューを一通り確認したのち、お目当ての「フランス産BBCポークカツレツ定食のおかず大盛り」を注文。
厨房で、ご主人がカツの肉に卵液とパン粉をまぶして付けている様や、その息子さん?がフライヤーでカツを手際よく揚げていく様を見守りながら、料理が提供されるのをしばし待つことに。
…15分ほどしたところで、待望のカツレツ定食が、カウンターに到着である。
↑フランス産BBCポークカツレツ定食(税込830円)のおかず大盛り(+290円) 箸置きの猫ちゃんがさりげなくかわゆい(*´Д`)
おかず大盛りとオーダーしたのは確かだが、ふた口サイズのポークカツレツが“8枚”もお皿に鎮座している!
な、何という、ボリュウムであろうか… ( ゚Д゚("゚д゚)ポカーン
では、揚げたての温かいうちに、さっそくいただいてしまおう! いただきまーす!
…うー、これはたまらなくおいしい!
特製のウスターソースにたっぷりのトマトソースが合いがけされたポークカツレツが、意外にもあっさりとした味わいで、またサクサクとした衣の食感も良く、これはいくらでも食べられそうである。
かくして、ポークカツレツとちょっと固めに炊き上げられたごはん、あおさの入った味噌汁を交互に繰り返し口に運んでいくうちに、あっという間に皿は空っぽになっていくのであった。
(…ああ、おいしかった。食べきれるか心配だったけど、案外あっさりと食べられちゃったな。願掛けのカツレツ、ご利益があるといいなぁ…。さて、そろそろ次の客も来そうだし、行きますかね。)
「ごちそうさま、お会計、お願いします!」
(あとは、コンビニで明日の競馬新聞を購入して、家でグリーンチャンネルでも見ながら、じっくり予習しよう…。)
そんなことを思いながら、満腹のお腹をさすりさすりして、私は店を後にしたのであった。
本日の「たまにいくならこんなお店」
↑カウンターのデッドスペースに、わんさかと並ぶ、招き?猫たちがかわいい。
洋風定食 自由軒
電話番号:023-624-2611
営業時間:11:30~14:30 17:30~21:30 (定休日:日曜日)
※メニューの大部分が1000円以内という、非常にリーズナブルで洋食その他が美味しく食べられる定食屋さんである。
店のご主人とその息子さん?の二人で全てを切り盛りしていることもあり、料理の提供まで若干時間を要することあり。
そんなときは、店に備え付けのスポーツ新聞を読むか、厨房でご主人たちが手際よく調理している様子を見守るなどして、ゆっくりじっくり待とう。
食事の後に何か急ぎの予定があるなど、時間に追われているときには、当店の利用はおススメいたしませんので、悪しからず(爆)