日々是精進by馬人おぢさん

アラフォー、競馬をこよなく愛する量産型おっさんの日記です

家へカエル前にカエルのお店で夕食を~レストラン ビッキ石(山形県米沢市)

 

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dreamonturf.hateblo.jp

(前回の記事から続きます)

 

その日の夕方、福島市からの帰り道に東北中央道で向かったのは米沢市である。

 

実は米沢市には、山形県における大食いの聖地とでも呼ぶべきレストランがある。

それが、今回紹介するレストラン「ビッキ石(※)」さんである。


※ビッキとは…
 「カエル類の総称」であり、東北や紀伊半島南部、九州でこう呼ぶことがある。

 (木部暢子「方言の多様性から見る日本語の将来」より、一部抜粋、編集済)

 

レストラン「ビッキ石」と言えば、米沢牛を使った肉料理が有名だが、特製カレーなどでも有名である。

 

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米沢は前田慶次と縁が深いということで、この店では特に「傾奇者カレー(税込1,550円)」を売りとしている。

店のホームページでも公言されているとおり、皿のサイズは直径30cmあり、総重量は1kgあるという。

なお、女性向けに、これよりも一回り小さい「姫傾奇者カレー(税込1,150円)」というのもある。

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あとは、通常サイズのカツカレーの3~4倍換算の量という「ジャンボカツカレー」なんてなメニューもある。

 

 

じゃあ、今回は名物のカレー料理の中から、どれかを選んで食べよう…というわけにはいかなかった。

午後一番の野暮用の際に簡単な会食があったし、その後にフランスロールという甘いものも食べてしまっている。

 

すでに結構お腹いっぱいで、胃に空き容量がなかったのだ(爆)

ということで、カレーよりはいくらか胃に重くない「肉料理」を今回は選択することにした(笑)


馬「えーと、それじゃ『チーズハンバーグ定食』をください」

店員「かしこまりましたー。お待ちくださいー!」

 

それから15分ほどして、アツアツの鉄板で熱せられた、チーズハンバーグのお皿がやってきた。

 

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ウヒョー、来た来た、来ましたよ!

 

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県産牛を使っているという触れ込みのハンバーグ、どれほどの美味しさか、今、確かめてくれようぞ!

 

さっそくフォークとナイフを手に取り、ハンバーグを一口大に切り分けていく。

ズブズブと肉を切り分けていくと、肉の断面から出てくる肉汁がソースと混じり合い、美味そうな光景が皿の上で展開される。

 

 

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では、いただきます…っ!

 

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切り分けたハンバーグを、まずはパクリと一口。


とろけたチーズと肉汁したたるハンバーグ、それにデミグラスソースが混然一体となって、何ともいえない味を醸し出している。

デミグラスソースをたっぷりと絡めて食べる、インゲンとフライドポテトも美味しい。

 

かくして、付け合わせの小皿とサラダ、ライスと、交互にフォークを伸ばして、バクバクと食べ進めていくうちに、あっという間にどの皿も空っぽになっていくのであった。

 

最後に、グラスのジンジャーエールを飲み干し、自分は席を立った。

 

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(また今度来るときは、腹を思いっきり空かせてから、傾奇者カレーを食べに来るぞ!)

 

そうひとりごちながら、会計を済ませて店を後にするのであった。

 

 

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本日の「たまにいくならこんなお店」

 

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レストラン ビッキ石

住所:山形県米沢市万世町桑山1490-8

電話番号:0238-28-2450

営業時間:11:00~15:00  17:30~20:00

      (定休日:月曜日)

www.bikkiishi.com


料理のボリューム・量もさることながら、実は、値段も結構“ジャンボ”であったりする。

 

それでも、他のお店で米沢牛を食べようと思ったら、もっと高かったりするので、入門編として、米沢牛を食べに来るにはちょうど良いかもしれない。

 

自前の「精肉店」と併設されているお店ということもあり、肉はどれもいいものを使っている。

 

ドライブで米沢方面に来ることがあれば、話のタネにぜひ寄っていただきたいお店の一つである。