日々是精進by馬人おぢさん

アラフォー、競馬をこよなく愛する量産型おっさんの日記です

刺身+唐揚げ+おこわ=これ最強!~味処 のろ川(山形県山形市)

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前日、某所で1300円の「刺身定食」を食べたという、かつてのバイト仲間K氏からのLINEメッセージを目にした自分は、「いいなぁ、俺も美味しい刺身が食いたいわぁ…」―と、そんな気持ちにあふれていた。

 

これだけ暑い日が続くと、夜は熱帯夜になって眠りづらくなり、身体はだんだん疲れが抜けにくくなるものである。さっぱりとした味わいで、涼し気な「刺身」を、この時期についつい欲してしまうのは、よく分かる。

 

(鮮度がよく、みずみずしい刺身をお一人様でも気軽に食べられる店かぁ…)

 

居酒屋ならいざ知らず、普通のお食事処で「刺身定食」を食べられるところとなると、かなり限定されるものである(海に近いところにお店があるとか、元は「鮮魚店」を営んでいたとか…)

 

うーむ、自分の頭の「飲食店データベース」に、はたして該当するようなお店はあったっけかなぁ…。

しばし、頭の中で情報を整理・検索していく中で、ふと、あるお店の情報が叩き出された。 ( ゚Д゚)<ソウイヤァ、アノ オミセガ アッタナァ!!

 

それが、今回紹介する「味処 のろ川」さんである。


ということで、日中の暑い最中、車に乗り込んだ自分は一路、山形市の北側にある「流通団地」方面を目指すのであった。

 

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車を走らせること約20分、山形ビッグ・ウイングの目の前の道路を少し北側に進むと、お目当ての店が目に飛び込んでくる。 

 

時間は14時近く。お昼時のピークはとっくに過ぎているが、まだ駐車場には数台が停まっており、お店の人気ぶりがうかがえる。

 

外は暑いし、さっさとお店の中に入って、マターリと涼(すず)むとしますかねぇ…。

のれんをくぐり、引き戸をガラガラと開けて、店内へと歩を進める。

 

馬「こんにちはー! ひとりなんですが、席はどこでもいいですかー?」

店員「あ、はーい。どうぞお好きなところへお掛けくださーい!」

 

厨房からあわてて出てきた女性店員にうながされ、すぐ目の前にある4人掛けの広いテーブル席に腰掛ける。

 

メニューは…っと、これか。

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実を言うと、このお店に来るのは数年ぶり(5年ぐらい経っているかも?)である。

味は間違いなく美味しいのだが、自宅や職場からはかなり距離が離れていることや、1食で1000円を超えやすいというのがネックだったからだ。

 

さて「刺身定食」と、他にも何品か料理が楽しめる「のろ川定食」のどちらにするか非常に悩んだのだが、少量ずつ色々な味が楽しめるということで、今回は「のろ川定食」を選択した。

 

この店の名物はボリュームのある「おこわ飯」と「鶏の唐揚げ」なので、もう今から提供が楽しみである ( *´艸`)

 

注文してから待つこと、12~13分といったところであろうか。 

先ほど入店時に声を掛けてくれた女性店員が、定食のお盆を持って、こちらにやってきた!

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おほ~、この小さな桶に彩り良く綺麗に盛られた刺身と、鶏の唐揚げ、丼一杯のおこわ飯の迫力がたまりませんなァ~ (*´ω`*)

  

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では、さっそくいただきます!

 

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まずは、この刺身の盛合せからだ。

今日の刺身は、ホタテにタコ、サーモンに脂がたっぷりと乗ったマグロの大トロ、マグロの赤身である。どれもふた切れずつあって、食べ応えがありそうだ。

付け合わせのライムを絞って、いざ実食である!

 

(…うんうん、これはうまいゾォ。どのお刺身もみずみずしくて、サッパリとして美味しい!大トロは、舌の上で濃厚な脂が溶け出していって、こいつがまた美味しいときたもんだ。キュウリと人参のツマも見た目が非常に綺麗だし、涼しげでいいもんだねぇ~)

 

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こいつはまさに、海の恵みの宝石箱やぁ~!

 

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次は、鶏の唐揚げだ。

揚げたてのアツアツのところにレモンを絞って、いざ、いただきます! 

 

(おほっ、カリカリと香ばしい衣に、筋繊維が柔らかい鶏肉のお味がたまらんっ! 

同じ皿に乗せられた冷え冷えのサクランボは、紅秀鳳かな? こいつは、食後のデザートにゆっくりといただくとしよう(喜))

 

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おこわ飯の量も見た目は多いし、刺身が新鮮でだれないうちに、どんどん食べていかないとなぁ…

 

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具にマイタケが入った、醤油味のおこわ飯はツヤツヤに輝き、モチモチとした食感がこれまた、たまらない!こいつが、どんぶり一杯いただけるとは嬉しいかぎりだネェ(*´ω`*)

 

かくして、刺身と鶏の唐揚げ、おこわ飯と小鉢、漬け物、味噌汁を交互にガツガツと食べ進めていくうちに、あれだけ料理で一杯だったお膳の食べ物はみるみるなくなっていくのであった。

 

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「ふー、美味しかったぁ。値段は1600円と少々張るけども、お店の名を冠した「のろ川定食」、その量も味わいも最高の贅沢と言っていいほどの素晴らしいお膳でした! いやはや、ごちそうさまでした! …っとっと、このサクランボを忘れずにいただいておかないとなぁ(笑)」

 

最後に、お茶をグビリと飲み干し、席を立った。

 

「ごちそうさまでした。お会計をお願いします」

「のろ川定食、1600になります。どうもありがとうございました~!どうぞ、お気をつけて~」

 

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女性店員の明るい声に送られながら、私はお店を後にするのであった。

  

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本日の「たまにいくならこんなお店」

 

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味処 のろ川

住所:山形県山形市平久保40‐1

電話番号:023-641-1133

営業時間:11:00~15:00 17:00~21:00

(定休日:日曜、祝日 ※ただし、事前に予約している場合は営業)

 

店名の「のろ川」は、奥羽山のふもと、深沢不動尊より流れ出る“のろ川”の中流、川沿いに店を構えていることに由来しているという。

 

今回は刺身が食べたかったので「のろ川定食」を選んだが、このお店の名物である「おこわ飯」と「鶏の唐揚げ」の二大巨頭を組み合わせた、「唐揚おこわ定食」(税込950円)も美味しいと非常に人気である。

 

近所にある山形ビッグ・ウイングで、年に数回、学会等の大規模イベントが実施される日は非常に混み合うことが予想されるので、訪問するときは、そちらの情報も確認されたし!