インフルエンザ罹患後、体調は下り坂…での米沢ラーメン
年明け早々にインフルエンザにかかってからというものの、どうも体調がすぐれない日々が続いている。
少なくとも年が明けるまでは夕食を外で済ませたり、積極的にラーメンを食べたりするなど食欲はそこそこあったはずなのだが、今では夕食に栄養ゼリーやヨーグルト、それにみかんやバナナなどの果物を組み合わせる程度で胃腸がもう満足してしまっているような状況なのである。
肉類やコッテリしたものをこうも身体が受け付けないというのは、本当に久々だな~。
自分で言うのも何なんだが、こりゃあ重症だぞ…。
さて、アッサリしたものならばまだ身体が受け付けてくれそう…。
となると、何を食べたものかなぁ。温かいそばに、親子丼とかの軽めの丼ものあたりかぁ…。
…などと考えているときに、不意に脳裏にひらめいたお店があった。
米沢ラーメンの「つるつるかめや」さんである。
昨年の秋口から年が明けるまで、なぜかラーメンといえば、二郎や二郎インスパイア系のガッツリした感じのものを好んで食べていた自分だが、あっさりとした鶏ガラ醤油味の中華そばはここんとこ全然口にしていなかったっけなぁ…。
店主の親父さんと女将さんの顔もしばらく見ていないし、たまには顔を出してみるとするか。
そんな軽い気持ちで、閉店間際の夜19時前に、お店へ。
住宅街の一角に、うすらぼんやりと光が漏れたラーメン屋が現れる。
駐車場には一台が停まっているだけで、先客はどうやら一組だけのようである。
店内に入って券売機で食券を購入し、週刊誌を手に取って、女将さんが案内してくれたカウンター席にやおら腰かける。
席に出された温かい蒸しおしぼりで手を拭(ぬぐ)い、週刊誌をパラパラと見ていると、ものの数分ほどで注文していた「メンマそば」がやってくる。
↑この日注文した「メンマそば(800円・税込)」。
普段ならば、大盛りにしたり、追加でチャーシュー丼を頼んだりするのだが、どうにもそこまで食欲が湧かず、ラーメン単品のみの注文となった…(やはり自分らしくないよなぁ…)
さて、久々のアッサリした米沢ラーメンをいただくとしますかねぇ。
具のチャーシューとメンマ以外、薬味はネギだけというごくごくシンプルな中華そばなのだが、この無駄を一切省いたアッサリしたスープと縮れ麺の味わいが、インフルエンザで弱り切った胃腸にこの上なくやさしく、ジンワリと染み込んでいく。
ああ、これだよ、この味だ。他ではちょっと食べられない、この無化調のやさしい醤油味のスープがいいんだよなぁ…
さすがに病み上がりでラーメン一杯を食べ終わるまでに少々時間を要したものの、18分後にスープまできれいに完食完飲したときには、額に大汗をかきながら身も心も何とも言えない満足感で一杯になっている自分がいたのであった。
「どうも、ごちそうさまでしたー!」
ラーメンで身体がポカポカに温まった自分が、その晩、久々にイイ寝心地で床についたのは言うまでもない(笑)
本日の「たまにいくならこんなお店」
米沢ラーメン つるつるかめや
電話番号:023-688-9988
営業時間:11:00~20:00(体感的には19:20頃)
※ラストオーダー(体感的には19:00頃)
(定休日:木曜日)
平日の夜など、高齢の親父さんと女将さん夫婦だけで切り盛りしているときは、客の入り具合によって若干閉店時間を早めている気がするので、入店はなるべく19時前にするのがベターと思われます。