職場の昼休み中の出来事。
かつて、同じ部署にいた上司の息子さんで、大手損保会社に勤めているSさん。
何ヶ月かぶりにうちの職場内で見かけたのだが、どうやら自社の保険商品等の売り込みでやってきていた模様。
耳をダンボにして聞いていた限りでは、売り込んでいたのは、学資保険、自動車保険などのようである。
一人一人、事細かに「今、お子様はいらっしゃいませんか?」「今は、どこの自動車保険をご利用ですか?」などと尋ねて回っている。
…そうこうしているうちに、Sさんが自分のところにもやってきた。
ちょっと無茶ぶりをしたら、どういう反応が返ってくるかを試してみたくなり、こう答えてみた。
「自分は、残念ながら学資保険に入りたくても、子どもがいないどころか、結婚さえしていない状況だから(苦笑)。いっそ結婚相手も一緒に紹介してくれればねぇ(笑)。お宅の会社では、合コンのセッティングとかはしてくれないの?(笑)」
「自動車保険は、悪いけど、保険料が安いところを選んでいるからねぇ」と回答してやると、向こうはあまりの手応えのなさにガックリ来ているのが見て分かる。
自分はドライブをするのが好きで、週末になると遠出することも多い人間である。
他者と比べて、年間走行距離が多い(年間走行距離2万キロ以上~)と思っているので、自動車保険は保険料がとにかく安いところを選んでいる。
過去5社(M社、S社、A社、D社、E社)の保険会社を渡り歩いているが、保険料を除いて、ロードサービスやサポートセンターの対応にどこの会社もそう大差はないと感じているからだ(これは私の勝手な主観です(笑))。100点満点のサポセン対応は不要で、70~80点の対応(こちらが不愉快に思わない程度)であれば十分だと思っている。
インターネット上で相見積もりを取って、最低限これだけは譲れないという条件(対人補償、対物補償、搭乗者保険もろもろの補償金額)をクリアーさえしていれば、それで良いのだ。
「団体職員=高給取り」だと限らないのは、自分(Sさん)の親父さんを見ていれば何となくは分かりそうなものだけど…。
「他社に比べて、ウチの商品の強みはどこだ」とか、「この外交員さんならば、喜んで任せたい!」と、相手を何かしら唸らせるような展開が欲しいな~と思った今日この頃であったとさ。