日々是精進by馬人おぢさん

アラフォー、競馬をこよなく愛する量産型おっさんの日記です

糞(クソ)喰らえ! ここが変だよ、サ○マ○エ!(怒)~④「特別イベント・セミナーの開催頻度、地域格差が酷い!」

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一度は、拙ブログの人気記事「粗相を斬る!」シリーズで、結婚相談所「サ○マ○エ」を切り伏せようかとも思ったのだが、一記事で終わらせることができないほど、サ○マ○エの悪行が目に余ったため、「糞(クソ)喰らえ! ここが変だよ、サ○マ○エ!(怒)」という何回かのシリーズに分けて、糾弾記事を書かせていただくことにした。

 

 

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(今から婚活を始めようかな…)(結婚相談所はどこにしようかな…?)、と希望に溢れつつ結婚を考えている方には、世の中にはこういう無責任な商売をしている自称“大手結婚相談所”があるということを知っていただき、今後のより良い婚活に繋げていってほしいと願うばかりである。

 

 

サ○マ○エに入会した私は、「コンパス」というマイページにアクセスすることで、毎月、定期的に紹介される会員女性の情報を確認し、お見合いなどを希望するか、それとも辞退するか、といった返信・意思表示をしていた。

 

実は、このコンパスからは、サ○マ○エが選んで紹介してくる女性だけでなく、サ○マ○エに入会している女性会員を自分で任意に選んで、コナをかける(※)こともできるようになっている(もちろん、別途料金は発生するのだが)

 

※「コナをかける」とは…

 気になる異性を口説こうとして、気軽に声を掛ける行為をいう。

 現在では「死語」の一つである。

 (出典:コトバンクより)

 

他にも、サ○マ○エが主催する、特別イベント・セミナー(婚活応援セミナー、トータルコーディネート(もっと端的に言えば、服装・身だしなみに関する実践講座という感じだろうか?)についても、申込・参加ができるようになっているのだが、この特別イベント・セミナーというのが、とんだ曲者だったのだ。

 

何と、首都圏(都心部)以外に、開催がほとんどないのだ!

入会してから、機会があれば何とか参加してみようと考えていた、これらのセミナーだが、サ○マ○エの本部所在地である新宿区以外では、関東(さいたま市、幕張)、関西(大阪)、中国(広島、岡山)、九州(熊本)などのごくごく一部の地域でしか開催されていなかったのだ。


入会後、1年間ずっとイベント情報を確認してきたが、人口の多い政令指定都市、たとえば地理的に自分が参加可能な「仙台」「新潟」での開催は、ただの1件も行われていなかった。

 

その上、担当オペレータによる、「出張個別カウンセリング」といった機会もない!

 

首都圏在住の人間はサ○マ○エ本部(新宿区)に出向いて、個別に相談・カウンセリングを受けることができるそうなのだが、自分のような地方在住の人間にはそれができないというのだ。

 

何か相談したいと思えば、せいぜいサポートセンターに電話で問い合わせするぐらいしか手段がない。

 

ここまで、首都圏在住の会員と地方在住の会員とで、その待遇、置かれた状況に地域格差があるとは正直思わなかった。

 

もしかしたら、住んでいる地域によって、月会費に多少の差はあったのかもしれない。だが、ここまで払っている月会費に見合った活動ができない相談所があるのか…と、入会して半年ぐらいに絶望したのは言うまでもない。

 

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これもサ○マ○エに不満を覚えた要因の一つである(もうちょっとだけ続く…)

魅惑のプリプリ海老ワンタンメン・和風ごま味噌風味~花鳥風月 山形北町店(山形県山形市)

不思議なもので、ここ2、3日はずっと気温が25℃を下回る、涼しい日が続いている。

夜から朝方にかけては、16~17℃まで気温が下がっているようなので、風が吹けば、肌着だけでは寧ろ寒いぐらいである。

 

ウェザーニュースによれば、この変な天気と気温はラニーニャ現象か何かによるものらしいが、原理はよく分からない(爆)

 

それまではずっと気温が30℃近くまで上昇する日々が続いていたので、当然、身体もビックリしてしまい、気温の変化についていけなくなったり、疲れを引きずったりすることになるわけだが…。

 

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(どうも、身体の疲れが抜けないなぁ。身体がポカポカと温まるようなメシかぁ。
 となると、今日は、あっこのラーメンを食べに行こうかな…)


というわけで、向かったのは、このブログでは2回目の登場となる「花鳥風月 山形北町店」さんである。

 

休日の夜だけあって、道路はそこそこ空いていたものの、お店の駐車場には結構な台数が停まっていて、お店の人気ぶりがうかがえる。さっそく自分も車を乗りつけて、いそいそと店内へ。

 

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今日は、花鳥風月ラーメン(醤油味)ではなく、身体がより温まりそうな海老ワンタンメン・和風ごま味噌風味にしよう。

 

さっそく、券売機のボタンをポチッとなー。

発行された食券を店員さんに渡し、忘れずに、スマホ“麺大盛り増量”のクーポン画面を見せる。(←花鳥風月のホームページに、クーポン画面がある)

 

海老ワンタンメン・ごま味噌麺大盛りですね。空いているお席へどうぞー!」との返事が。

 

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女性店員にうながされ、窓際のテーブル席に腰を下ろした。

 

このお店のお冷やは一風変わっていて、ジャスミン茶の濃縮エキスが入った瓶がテーブルに置かれている。

 

…はずなのだが、今日はテーブルのどこを探してみてもジャスミン茶の濃縮エキスが入った瓶が見当たらないではないか…!

 

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ふと窓際を見やると、その代わりにフレーバーウォーター(オレンジ・レモン)なるものが入った給水器があるではないか。

 

(ははぁ、こいつがジャスミン茶の代わりに提供されているお冷やになるわけか。

 さっそく、どんな味や香りがするものなのか、試してみようかな)

 

蛇口をひねって、フレーバーウォーターをコップに注いでいく。

 

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水には色がついてはいないが、口に含むと、かすかな柑橘系の酸味と甘い果物の香りが広がっていく。 

 

(これはこれで、美味しいものだなぁ…。ジャスミン茶よりも自分好みかもしれない)

 

フレーバーウォーターを飲みながら、ぼんやりと外を眺めていると、程なくしてラーメンが運ばれてきた。

 

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海老ワンタンメン(和風ごま味噌風味)(税込850円)+麺大盛り増量(クーポン画面提示で無料(150円相当)

 

画面では分かりにくいが、海老入りワンタン(3個)と炙りチャーシュー、煮卵が目を引く一杯である。

 


まずは、スープを一口。

ごまの風味が利いた、何とも言えない魚介系のコクがある味噌のスープが美味しい!

 

次に、デロリ~ンと伸びる海老ワンタンを、箸とレンゲですくいつつ、口の中へ。

 

ムニュムニュッとしたワンタンの柔らかい歯ざわりと、包まれた海老の身が口の中でプリプリ踊るような食感があり、これまた、何ともたまらない美味しさである!

 

メンマと麺をひとつかみして、ズルズルと口にすすり入れると、もう堪えられない味わいと快感が、喉元を通り過ぎていく!

 

水菜はシャキシャキとした歯ざわりがよく、濃厚なスープで鈍くなった舌をリセットしてくれて、次の一口がまた美味しくいただけるようになっている。

 

あとはもう無我夢中で、麺が伸びないうちに、ひたすらラーメンを食べ続けるだけである。

 

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(うんうん、美味いもんだねぇ。日が落ちてきて、風も少し強くなってきて肌寒かったから、このラーメンの温かさが身にしみるねぇ…)

 

もう一度、窓際の給水器からコップにフレーバーウォーターを注ぎ入れ、食後の一杯で余韻に浸りつつ、額にかいた汗が引いていくのをゆっくりと待つ…。

 

そうして、汗が引いてきたのを確認したところで、私は席を立った。

 

「ごちそうさまー!」

「ありがとうございますー!またお越しくださいー!」

 

(今日も一日やり遂げたぞっ…!)という感じで、笑顔を向けてきた店員2人に見送られながら、私は店を後にするのであった。

 

(自分が店を出てしばらくすると、まだ営業時間は残っていたはずなのだが、屋根にある店の看板の電灯がフッと消え、店の営業が終了したのだった。そりゃあ、店員さんもイイ顔(^◇^)になるわけだよなぁ…(笑))

 

 

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本日の「たまにいくならこんなお店」

 

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花鳥風月 山形北町店

住所:山形県山形市北町3-11-22

電話番号:023-684-7700

営業時間:11:00~21:00 (スープがなくなり次第、営業終了)

    (定休日:不定休)


※年中いつでも食べることは可能なのだが、寒さ厳しい冬場になると、ごま味噌風味スープの海老ワンタンメンが無性に食べたくなるこのお店。
 

 今回は冬ではなかったのだが、何となくあの「ゴマ味噌」味が恋しくなり、ついつい注文してしまった。

 

 次回来るときは、冷たいラーメンあたりを所望することになるのかな…と予想してみたりして(*´ω`*)

第85回東京優駿(日本ダービー)における、川田将雅騎手の粗相を斬る!(その2)

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sports.yahoo.co.jp

スポーツナビの情報によれば、6月13日(水)24:01~放送のスポーツトークバラエティー番組「戦え!スポーツ内閣」に、川田将雅騎手が出演するという。

 

番組収録後には、川田騎手に今年2018年のダービーの舞台裏やレースを回顧してもらったということで、そのインタビューの内容がスポーツナビのコラムに掲載されていた。

 

川田騎手が「日本ダービー」というレースをどういう風に捉えているのか、また福永騎手の元へなぜ“勝利の祝福”である握手を求めにいったのかが、書かれていたので、さっそく興味深く読ませていただいた。

 


川田将雅騎手にとって、「ダービー」とは―「騎手としても、やはりダービーは特別」

 

「騎手としても、やはりダービーは特別です。レース名にジョッキーがつくのはこのレースだけ。
 ジャパンカップ有馬記念を勝っても、そんな言われ方はしないですからね。
 ダービージョッキーの称号は重みがあります」

ダービージョッキーになると周りの扱い方が変わりました。
 ダービーと名のつくレースは世界各国であり、海外に行っても“彼は日本のダービージョッキーだ”と紹介してくれ、それだけで分かってもらえる。
 競走馬にとっては一生に一度のチャンスですし、騎手にとっても乗るだけで大変なレース。
 ダービーに乗れずに現役を終える騎手の方が多いぐらいですから」


上記の言葉からは、ダービーについて、並々ならぬ思いを抱いているということが良く分かる。だが、ダービーがそれだけ重みのあるレースだと分かっているというのならば、後述する「勝利の祝福」については、もう少しTPOを考えてやってほしかったと思えて、残念でならない。

 


○レースを振り返って―「どうせならユーイチさんに勝ってほしい」

 

「距離には多少不安はありましたが、厩舎は2400メートル戦に向け、うまくつくってくれていたと思います。
 ペースも早すぎず遅すぎず淡々と流れ、直線は“どこが開くかな”と思いながら乗っていました。
 エポカドーロの内があいていたので脚があれば、抜け出せた。しかし、こっちは4角で付いていくのが精いっぱいに。
 周りの騎手にはアクションは見せず、悟られないように乗っていましたが」


 残り200メートル。ダノンプレミアムは脚色からももはや圏外。そこへ外から福永のワグネリアンが脚を伸ばし、内エポカドーロ、中コズミックフォースと3頭が並ぶ。

 

「こっちはもう限界なので、どうせならユーイチさんに勝ってほしい。ファンの人には申し訳ないかもしれませんが、必死で追いながら“出ろ、出ろ”と思っていました。

 さすがに3頭とも伸びる脚はなく、辛抱している感じ。
 内2頭は最後バテていた。ダノンプレミアムも4角の手応えからすると頑張ってくれたと思いますよ」


川田の回顧によれば、ダノンプレミアムの脚勢はもう4角を回った時点でほとんど余力は残っておらず、勝負の決着はほぼついていたということなのだろう。


最後まで必死で追ったという姿勢は騎手としては至極当然のことなのだが、馬券を購入したファンや関係者には、まだ負けても納得させるだけの騎乗ではあったと言えるだろう。

 


☆「問題」はここからだ。

 ゴール後には感動的なシーンがあった。川田が福永に近づき、馬上で握手。あのとき、2人は何を語ったのか。


 福永はレース後に「自身は1番人気で負けているのに。なかなかできないこと」と川田のスポーツマンシップにあふれる行動を称賛していた。


 「ゴール直後、ユーイチさんに2度ほど声掛けたんですが、興奮状態で、なかなか気づいてくれなくて。
 “勝ったね、勝ったね”と伝えたんですよ。なぜかタメ口になってましたが。ユーイチさんは“ありがとう”って、もう声にならない感じでした。もちろん、近寄ったのは、あれだけかわいがってもらっている先輩を祝福したかったからです

 

 伏線は2年前にあった。

「それもこれもマカヒキで勝ったときにハナ差2着に敗れたクリストフ(ルメール)が手を差し伸べてくれて。
 こんな状況でも勝者をたたえることができるんだ、と思ったんですよ」

 


たしかに“勝利騎手である福永”からすれば、川田の行動はスポーツマンシップにあふれる行動と言えるかもしれない。

 

だが、ダノンプレミアム絡みの馬券を購入していたファンや関係者の目(視点)からは、川田のこの行動がどう映っていたのかが、ここでは一切触れられていない。


ダノン絡みの馬券を買っていた側からすれば、この川田騎手の祝福が本当に「感動のシーン」と言えるだろうか?


私自身は少なくとも「感動的なシーン」だとは思っていないし、寧ろ「腹立たしい」とさえ思っている。
また祝福についても、少なくともゴール入線後の大観衆が見つめる場面で、やる必要はなかったと、以前のブログ記事で書いたとおりである。

dreamonturf.hateblo.jp


なぜなら圧倒的1番人気(単勝2.1倍)の馬に騎乗していながら、馬券を購入していたファンや関係者の期待を裏切ったことには違いないのだから。

 

(ちなみに、川田がマカヒキでダービーを勝った時、クリストフ・ルメールが騎乗していたサトノダイヤモンドは微差ではあるが、単勝2番人気(3.8倍)であった。

 また、「ハナ差」という、本当に、お互い持てる限りの死力を尽くして闘った結果だからこそルメールは祝福の手を出して、その勝利を称えたのである。

 

 マカヒキが勝った2016年のダービーにおけるルメールと、今年のダービーで川田が置かれていた状況(単勝1番人気(単勝2.1倍)で、6着)とでは、その状況、意味合いが異なるということを、どうかご理解いただきたい)

 

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今回のコメントでは、川田が「スポーツマンシップ」の意味を真に理解していない大馬鹿者であるということがよく分かったし、「祝福の握手」という行為を特に深く考えることもなく行っている騎手が多くいるのだろうということも理解できた。

 

スポーツマンシップ」は確かに大事である。


だが、スポーツマンシップという言葉の意味を履き違え、TPOをわきまえずに、むやみやたらと勝利者を祝福する行為は、一方で他の誰か(馬主などの関係者や馬券を購入したファン)を愚弄する行為に繋がるということを、川田騎手をはじめ、騎手の皆さんには理解してほしいし、猛省していただきたい。

 

このブログが、そう多くの人の目に触れることはないかもしれないが、理解してもらえる競馬ファンがおられることを期待して、今回は〆とさせていただこう。

 

注意!

本記事は、ふた昔前にネット上でオンラインカジノやネット上での商売などに関する記事を書いておられた「代々木健介のギャンブル必勝法実験室」にあった、コラム「粗相を斬る!」のオマージュです。ヨヨケンさんよ、永遠なれ!

家へカエル前にカエルのお店で夕食を~レストラン ビッキ石(山形県米沢市)

 

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(前回の記事から続きます)

 

その日の夕方、福島市からの帰り道に東北中央道で向かったのは米沢市である。

 

実は米沢市には、山形県における大食いの聖地とでも呼ぶべきレストランがある。

それが、今回紹介するレストラン「ビッキ石(※)」さんである。


※ビッキとは…
 「カエル類の総称」であり、東北や紀伊半島南部、九州でこう呼ぶことがある。

 (木部暢子「方言の多様性から見る日本語の将来」より、一部抜粋、編集済)

 

レストラン「ビッキ石」と言えば、米沢牛を使った肉料理が有名だが、特製カレーなどでも有名である。

 

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米沢は前田慶次と縁が深いということで、この店では特に「傾奇者カレー(税込1,550円)」を売りとしている。

店のホームページでも公言されているとおり、皿のサイズは直径30cmあり、総重量は1kgあるという。

なお、女性向けに、これよりも一回り小さい「姫傾奇者カレー(税込1,150円)」というのもある。

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あとは、通常サイズのカツカレーの3~4倍換算の量という「ジャンボカツカレー」なんてなメニューもある。

 

 

じゃあ、今回は名物のカレー料理の中から、どれかを選んで食べよう…というわけにはいかなかった。

午後一番の野暮用の際に簡単な会食があったし、その後にフランスロールという甘いものも食べてしまっている。

 

すでに結構お腹いっぱいで、胃に空き容量がなかったのだ(爆)

ということで、カレーよりはいくらか胃に重くない「肉料理」を今回は選択することにした(笑)


馬「えーと、それじゃ『チーズハンバーグ定食』をください」

店員「かしこまりましたー。お待ちくださいー!」

 

それから15分ほどして、アツアツの鉄板で熱せられた、チーズハンバーグのお皿がやってきた。

 

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ウヒョー、来た来た、来ましたよ!

 

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県産牛を使っているという触れ込みのハンバーグ、どれほどの美味しさか、今、確かめてくれようぞ!

 

さっそくフォークとナイフを手に取り、ハンバーグを一口大に切り分けていく。

ズブズブと肉を切り分けていくと、肉の断面から出てくる肉汁がソースと混じり合い、美味そうな光景が皿の上で展開される。

 

 

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では、いただきます…っ!

 

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切り分けたハンバーグを、まずはパクリと一口。


とろけたチーズと肉汁したたるハンバーグ、それにデミグラスソースが混然一体となって、何ともいえない味を醸し出している。

デミグラスソースをたっぷりと絡めて食べる、インゲンとフライドポテトも美味しい。

 

かくして、付け合わせの小皿とサラダ、ライスと、交互にフォークを伸ばして、バクバクと食べ進めていくうちに、あっという間にどの皿も空っぽになっていくのであった。

 

最後に、グラスのジンジャーエールを飲み干し、自分は席を立った。

 

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(また今度来るときは、腹を思いっきり空かせてから、傾奇者カレーを食べに来るぞ!)

 

そうひとりごちながら、会計を済ませて店を後にするのであった。

 

 

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本日の「たまにいくならこんなお店」

 

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レストラン ビッキ石

住所:山形県米沢市万世町桑山1490-8

電話番号:0238-28-2450

営業時間:11:00~15:00  17:30~20:00

      (定休日:月曜日)

www.bikkiishi.com


料理のボリューム・量もさることながら、実は、値段も結構“ジャンボ”であったりする。

 

それでも、他のお店で米沢牛を食べようと思ったら、もっと高かったりするので、入門編として、米沢牛を食べに来るにはちょうど良いかもしれない。

 

自前の「精肉店」と併設されているお店ということもあり、肉はどれもいいものを使っている。

 

ドライブで米沢方面に来ることがあれば、話のタネにぜひ寄っていただきたいお店の一つである。

フランスロールとタピオカドリンクによる至福の甘み~ROMANDO ROLL(ロマンドーロール)(福島県福島市)

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先日、とある用事で福島市に出向く機会があった。

 

用事そのものは2時間ほどで無事に済ませることができたのだが、色々とストレスが溜まることもあって、何だか無性に甘いものを食べたい衝動にかられてしまった。


(そういえば、ちょっと前まで「ロマンドーロール」ってお店が、イオン山形南店にも出店していたけれど、その本社と出店が福島市にあるって話だったっけなぁ。

 久しぶりに、あっこのタピオカドリンクが飲みたくなってきたぞ…!)

 

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ということで、向かったのはイオン福島店のフードコート内にある「ロマンドーロール イオン福島店」さんである。

 

休日の昼間ということもあって、フードコードは多くの家族連れなどで賑わっている。

そんな中、おっさんが一人、注文の列に並んで「フランスロール」と「タピオカドリンク」を注文している。


自分で言うのも何なんだが、周囲とは非常に不釣り合いな光景である(笑)


「じゃあ、ココナッツマンゴーのタピオカドリンクLサイズラムレーズンカスタードのフランスロールをください」

「かしこまりましたー。お買い上げ2点でお会計980円になりますー!」

 

注文しておいてこういうのも何だが、甘味2点で結構いい値段である。
ちょうどバイト仲間の友人が、同じ週末に某ネズミが主人公のテーマパークに行っていたようだが、強気な値段設定は、その某テーマパークといい勝負かもしれない(爆)

 

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ともかくフランスロールが出来上がってくるまで、ロール生地の部分をプレートで焼いていく様子をはた目に見ながら、待つことにする。

スッスッと流れ作業のように、ロール生地を焼き上げていく店員さんの姿は見ていて楽しいものである。その姿にすっかり魅了されてしまうのであった(笑)

 

さて、出来上がってきたフランスロールとタピオカドリンクを受け取り、フロアのテーブル席に腰かける。

 

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まずはタピオカドリンクを一口。

気温が28℃と非常に蒸し暑い中で、南国を思わせるココナッツマンゴー味のタピオカドリンクののど越しが心地よい。また、大粒でモチモチとしたタピオカの食感が面白い。

 

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フランスロールは、ラム酒の風味が利いたカスタードクリームが爽やかな甘さで、これまた美味しい!
生地の上部と、中に散りばめられたレーズンが、またいいアクセントになっていて、甘酸っぱい酸味がたまらない!

 

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パクパクとロールにむしゃぶりつき、合間に飲むドリンクの妙が、まるで今日のストレスと身体の疲れを洗い流してくれるようだ。

 

…フランスロールとタピオカドリンクを食べ終わって、自分は席を立った。

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(また今度、福島に来たら食べに来るよ…、飯坂ろまんタソ)

そうひとりごちながら、フードコートの喧噪の中を去っていくのであった…。

 

 

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本日の「たまにいくならこんなお店」

 


ROMANDO ROLL(ロマンドーロール)

イオン福島店

 

住所:福島県福島市南矢野目字西荒田50-17 イオン福島店1階フードコート内

電話番号:024-558-9220

営業時間:9:00~21:00 (ラストオーダー20:45)

 

「ロマンドーロール(フランスロール)」と聞いて、かつて日本テレビ系列で放送されていた「マネーの虎」の番組を思い出した人は、おそらく今は40代近くか、それ以上の人だろう。

※詳細は、「会社の歴史(History)」から確認ができる↓

http://www.romandorolljapan.co.jp/profile.html


かつて、イオン山形南店に出店していた頃には、何度もここのフランスロールとタピオカドリンクを食べに通っていたものだが、山形県人には商品の価格設定と折り合いがつかなかったようで、閉店してしまっている。
(フランスロールとタピオカドリンクの二つで1000円近くするので、そう気軽に食べに行けるものではないというのは理解できないわけではないのだが…)

 

フランスロールと大粒のモチモチとした食感が面白いタピオカドリンクは、ここでないと食べられない味で、非常に好きなんですがねぇ…。

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なお、最近更新されたというスタンプカードの表面には、ロマンドーロール福島のサポートキャラクター「飯坂ろまん」が印刷されている。これがなかなかかわいい(*'ω'*)


・ロマンドーロールジャパン 

www.gurutto-fukushima.com

 

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・飯坂ろまん(twitter
twitter.com

昭和のかほり漂う、老舗イタリアンレストラン~チロル(山形県山形市)

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久しぶりに、平日の昼に市内で外食する機会に恵まれた。

ランチで行きたいと思っていた店はいくつかあるんだけど、さてどこに行きますかねぇ…。

ラーメンや蕎麦は最近よく食べてるし、定食系イタリアンなんかがいいかな。

 

よし…! ならば、今日はあっこのイタリアンランチを食べに行きますかねぇ。

ということで、車へ飛び乗り、一路、七日町を目指す。

 

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山形市七日町といえば、昔から大沼デパートがあり、商業や飲食街の中心地として有名である。

 

今回紹介するのは、ここ七日町で40数年営業を続けているイタリアンレストラン「チロル」さんである。

 

レストラン近くにある、路地裏のコインパーキングに車を停めて、少しだけ街中をぶらつきながら、チロルを目指す。

 

しばらく七日町には来ていなかったけど、結構飲食店が入れ替わっているもんだなぁ。

 

(いくら商業・飲食街の中心地とはいえ、もう十何年も前から「街の空洞化現象」が叫ばれていて、集客力がかなり落ちていると聞いているから、新規出店しても、固定客を捕まえる前に店の体力が持たずに潰れていくんだろうなぁ…)


さて、そんなことを考えているうちに、チロルが入居しているビルの前までやってきた。

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イスには「本日のランチメニュー」を伝えるボードが置かれている。

 

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壁に設置されたショーウインドウに飾られた食品サンプルによるメニュー紹介は昔も今も少しも変わらない。

 

ビルの階段を上がり、チロルの入り口扉を開ける。

「カランカラン♬」と扉に括(くく)りつけられたベルが鳴り、女性店員が「いらっしゃいませー」と声を掛けてくれる。

 

店員「席空いておりますので、どこでもどうぞー!」

傍(かたわ)らにある4人掛けテーブルに腰かける。

 

女性店員が、お冷やとメニュー表を持ってこちらへやってきた。

メニューを見るまでもなく、もう外のディスプレイとかで「本日の日替わりランチ」を頼む気でマンマンなんだけどね(笑)

 

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↑元はワインかビールが入っていたと思われる瓶で、お冷やが提供される。ピッチャーよりも風情があって、実に好みである(笑)

 

お冷やを受け取り、「すみません、本日の日替わりランチをお願いします」と注文する。

 

「では、ライスかパンか、お選びいただけます」「じゃあ、ライスをお願いします」

 

「飲みものもお選びいただけます。コーヒーはアイスかホット、あとオレンジジュースになります」「じゃあ、アイスコーヒーを食後にください」

 

「はーい、かしこまりましたー!」と、メニュー表を持ったまま、店員はバックヤードに下がっていった。


さて、料理が出来上がってくるまでは、スポーツ新聞でも読んで、待っていましょうか。

スポニチを置く飲食店が多い中、このお店は日刊スポーツを置いてくれている。
セ・パ交流戦の結果や本日の公営競技(競馬、競輪)を確認しながら、マターリと料理が出てくるのを待つ。


…少しして、女性店員がスープを持ってこちらへやってきた。

店員「スープです」
馬「どうもありがとう」

 

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うほー、来た来た、来ましたよ! 久しぶりに味わう、チロルの日替わりランチである。

 

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では、さっそく、いただきます。

 

本日のスープは、「チキンカレー風味スープ」だという。
まずは、スプーンで一口分をすくって、そのまま口の中へ。

 

おそらくは他のメニューで出たクズ野菜なのだろうが、みじん切りにされたニンジンやキャベツ、タマネギ、コマ切れの鶏肉が入った、カレーとコンソメが利いた温かいスープが美味しい! なんだか、不思議とホッとするような味わいだ。

 

そうして、スープを飲んでいるうちに、主菜とライスのお皿が運ばれてくる。

 

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「ハンバーグのミルフィーユ仕立てに、ボイル野菜のサラダ」が一皿にまとめられている。

 

やっぱり最初の一口目はハンバーグからだな!
ハンバーグを一口分に切り分け、その一切れにパクリとかぶりつく。

(おお、生クリームがかけられているデミグラスソースがまろやかで、濃厚だねぇ。
 
 ミルフィーユ仕立ての意味が何なのか分からないでいたけど、上からチーズ、焼きキノコ(シイタケ)、ハンバーグ、ベーコン、ハンバーグと何層にも重ねられていたんだ。味も去ることながらボリュームもあって、これは嬉しいねぇ)


ボイル野菜サラダには、ちょっとだけ自家製と思われるフレンチドレッシングがかかっている。


トマトにキャベツ、ニンジンにレタスのサラダは、濃厚なハンバーグに対して、さっぱりとした味付けで、口直しにはピッタリだ。

下の方のドレッシングがかかっていない野菜は、余ったデミグラスソースをたっぷりと絡めて食べると、これまた美味しい!


主菜とライスをガツガツと食べ進んでいくうちに、また次の皿とアイスコーヒーが運ばれてくる。

 

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〆の一品は「海老のグラタン」だ。

 

「まだお皿が熱いですから、気を付けて召し上がってください」

今さっきまでオーブンで熱せられていたらしく、皿のフチ際のチーズがまだジブジブと音を立てているのが分かる。

 

熱いのに気を付けながら、グラタンの海老とチーズのかかったマカロニをそっとすくって、口に放り込む。

うん、これも出来立てだけあって、美味しい! チーズソースの塩っ気とマカロニの食感がたまらない。

まだ少しだけ残っていたライスと一緒に咀(そ)しゃくすると、ご飯の持つ甘みとグラタンの一体感が堪(こた)えられない。

 

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出来立てのアツアツの美味しいところを一心不乱に食べる。「幸せになれる料理」とはこういうものだよなぁ。

 

 

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全ての料理を食べ終わり、最後にアイスコーヒーを飲みながら、一心地つく。

 

いつの間にやら、新たに店にやってきたお客で店内は満席になり、ガヤガヤと賑やかに活気づいている。

 

(やっぱりレストランは、こういう活気がないといけないやね…。
 このお店に関しては、いつまでもこの店が持つ昭和モダンな雰囲気を保ち続けてほしいところだけど)


…さて、そろそろ行きましょうかね。スポーツ新聞を綺麗に折り畳み、席を立った。

 

馬「ごちそうさまでした」

店員「どうもありがとうございましたー。またお越しください~」

お釣りと一緒に、期限付き(9/30まで有効)のランチ割引券(50円引)を受け取り、意気揚々と店を後にするのであった。

 

  

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本日の「たまにいくならこんなお店」

 

 

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チロル

住所:山形県山形市七日町2-1-3 蜂屋ビル2階

電話番号:023-631-5828

営業時間:11:00~21:00  ※ラストオーダー20:30

(定休日:第2・4火曜日)

 
今から8年ほど前、外回りをしていた時代に、ここのランチの味を知って以来、行きつけとなっているお店である。(今はだいぶ行く機会が減ってしまったが…(泣))

 

日替わりランチ(日曜はお休み)は910円(税込)であるが、毎回来店するごとにランチ50円引きの割引券がもらえるので、常連になれば、もっと安く食べることが可能である。

 

実は、仙台市内(仙台駅前、泉区、長町)にも同名のイタリアンレストランが3店舗ある。聞いた話では、元は同じオーナーによる系列店であるとのこと(店内の雰囲気、メニューがよく似ている)。

 

創業40数年ということで、筆者の親世代(60代前後)が、青春時代に初めてイタリアンやピザパイを食べた、思い出深い店としていることも多いという。

 

ライター西村愛さんのブログでは、東日本大震災直後の店の様子などについて触れられているが、当時を知る人間としては涙なしには読めない。

 

・じぶん日記(ライター西村愛さんのブログ) 

love.exblog.jp

ドロドロ、濃厚な味わいのこってりらー麺~らー麺たまや 零式(山形県山形市)

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ああ、腹が減ったなぁ…。

 

dreamonturf.hateblo.jp

この時間ならば、「フードセンターたかき」で、いいタイミングで見切り品を購入できると思っていたけど、すでにめぼしい弁当の大半は売れてしまっていて、自分好みの弁当は買うことができなかった…。

 

じゃあ、どこかで外食しようと頭を切り替えても、今度は曜日定休で、やっていないお店が多いときたもんだ。

 

困ったな、八方ふさがりだなぁ。

よし…! ならば、今夜は久々にあの店のラーメンを食べに行ってみますかねぇ…。

19時半すぎに車へ飛び乗り、一路、青田を目指す。

 

店の前にやってくると…、3台分しかスペースのない駐車場が1台分だけポッカリと空いていた。これは何という僥倖(ぎょうこう)…! 

ということで、今回紹介するのは「らー麺たまや 零式」さんである。

 

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車を停めて店に入ると、満席かと思っていたカウンターがこれまた1席だけ、ポツンと空いている。

券売機で、この店一番人気という、「こってりらー麺・全部入り」のボタンを選択し、食券を購入する。

そのまま店員に案内され、カウンターの1席に腰掛けて、食券を渡す。

 

 

店員「ただいま、順番が立て込んでおりまして、提供まで少々お時間をいただいております。申し訳ございません。」

馬「あ、そうなの? まぁ、仕方がないねぇ。いいですよ」

馬(時間がかかるとはいえ、そうたいしたことはないと思いたいけどねぇ…)


料理が出来上がってくるまでは、およそ10分といったところであろうか。
ピッチャーからコップに冷水を注ぎ、それを飲みつつ、スマホでセ・パ交流戦の途中経過を確認しながら、マターリと料理が出てくるのを待つ。

 

…しかし、待てども待てども料理は出てこない。

 

15分が経過。

 

(いや、たしかに少々時間はかかるとは言っていたけどさぁ…。席に着いてからラーメン一杯でここまで待たせるのは、ちょっとどうかと思うなぁ。

 オペレーションがおかしいというか、提供まで時間がかかりすぎだろう!)

 

腹が減ってるもんだから、だんだんイライラしてきたぞ…。いっそ、もう食わずに帰ろうかな?と思い始めたそのときである。

 

…ようやく、店員のアン(兄)ちゃんが、ラーメンの乗ったお盆を持って、こちらへやってきた。


店員「どうも大変お待たせしました。こってりの全部入りになります!」

馬「ありがとう…(まだ少しイライラ)」


本当なら「ウヒョー、来た来た、来ましたよ!」と言いたいところだが、なんだか食べる気を削(そ)がれてしまった。今夜はなぜかそんな気分になれない。

 

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それでも、ようやく来たことだし、いただきますか…。

 

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いただきます。

 

まずは、丼右側にある炙りチャーシューに箸を伸ばす。

赤身と脂身の比率が1:1の大きいチャーシューである。本当はチャーシューは脂身が少ない方が好みなのだが、炙られたことで、脂が落ちているのか、思ったほど味にしつこさはない。


次は、スープだ。

豚骨と魚介系の濃厚なドロドロスープに、魚粉と煮干しの風味が色濃く出ていて、独特の味である。
よその店ではちょっと食べられない味であることは確かなのだが、ちょっと煮干しの個性が強く出過ぎであろうか。人によっては、少々好みが分かれそうなところだ。

 

今度は、油膜に覆われて湯気の上がらないスープの底に埋もれたを引きずり出して、一口すする。
麺はやや細麺で、この濃厚なスープを受け止めるには、少々力不足といった感じで、ちょっと後味がしつこく感じる。

 

丼左側にある低温調理チャーシューは、低温で2時間以上じっくり調理されているという触れ込みだ。こちらはしっとりとした食感で、肉の旨みがうまく閉じ込められている。うん、いい味だ!

 

煮卵も、黄身の半熟具合をうまく残しつつ、よく味がしみている。


(具のチャーシューメンマ煮卵スープと、一つ一つはとても丁寧な仕事で、濃厚な味わいで美味しいのだけど、ラーメン全体としてはバランスが悪いというか、どことなく調和が取れてないような気がするなぁ…。

何より注文が立て込んでいるとはいえ、提供まで15分以上待たされたことが、評価が一番厳しくなるところだなぁ…)

 


提供からその後、15分ほどかけて、ラーメンを全部食べきったが、まだどうも気はすぐれない。

気分よく、「ごちそうさま!」が言えないのが、こんなにもつらいとはなぁ…。


隣の席に座っていた客のアン(兄)ちゃんは、自分よりも先に席に着いていたのに、ラーメンを提供されたのは自分と同じタイミングだったし、随分と待たされていたみたいだった。


先に食い終わって出ていっちゃったけど、丼を見たら結構残していたみたいだし、俺以上に不満を感じていたのかもしれないなぁ…。

 

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馬「ごちそうさまでした(かなりガッカリ…)」

店員「ありがとうございましたー。またお越しください~」


腹いっぱいにはなったものの、何か釈然としない気分を抱えたまま、私はお店を後にするのであった。

 

(その後、口直しに、コンビニでデザートを買い求めたのは言うまでもない(笑))

 

 

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本日の「たまにいくぐらいでいいかな、というお店」

 

 

 

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らー麺たまや 零式

住所:山形県山形市青田1-1-40

電話番号:023-635-2553

営業時間:11:30~14:30 18:00~20:30 ※スープがなくなり次第終了

(定休日:火曜日)

 
年に1~2回、気が向いて、かつ駐車場に空きがあったときだけ、フラリと立ち寄るこのお店。

ファンが多いようで、山形市内でも客の入りはかなり良く、いつ見ても満員のラーメン屋である。

 

それだけ人が並ぶくらいならば…とつい期待してしまうのだが、行くたびに「こんな程度なのか…」とガッカリして帰ってくることが多いのは私だけであろうか。

 

具やスープの一つ一つはとても手間がかかっていて、良い仕事をしていると分かるのに、店のオペレーションとか、変なところでケチをつけられる要素があるのが、凄くもったいないと思うし、残念で仕方がない。

 

 

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最近は、店独自の萌えキャラクターにも凝っているみたいだけど、うーん*1という感じである。
個人的には、こういう試みはけっして嫌いではないんだけどねぇ…(爆)

*1:+_+