日々是精進by馬人おぢさん

アラフォー、競馬をこよなく愛する量産型おっさんの日記です

ドロドロ、濃厚な味わいのこってりらー麺~らー麺たまや 零式(山形県山形市)

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ああ、腹が減ったなぁ…。

 

dreamonturf.hateblo.jp

この時間ならば、「フードセンターたかき」で、いいタイミングで見切り品を購入できると思っていたけど、すでにめぼしい弁当の大半は売れてしまっていて、自分好みの弁当は買うことができなかった…。

 

じゃあ、どこかで外食しようと頭を切り替えても、今度は曜日定休で、やっていないお店が多いときたもんだ。

 

困ったな、八方ふさがりだなぁ。

よし…! ならば、今夜は久々にあの店のラーメンを食べに行ってみますかねぇ…。

19時半すぎに車へ飛び乗り、一路、青田を目指す。

 

店の前にやってくると…、3台分しかスペースのない駐車場が1台分だけポッカリと空いていた。これは何という僥倖(ぎょうこう)…! 

ということで、今回紹介するのは「らー麺たまや 零式」さんである。

 

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車を停めて店に入ると、満席かと思っていたカウンターがこれまた1席だけ、ポツンと空いている。

券売機で、この店一番人気という、「こってりらー麺・全部入り」のボタンを選択し、食券を購入する。

そのまま店員に案内され、カウンターの1席に腰掛けて、食券を渡す。

 

 

店員「ただいま、順番が立て込んでおりまして、提供まで少々お時間をいただいております。申し訳ございません。」

馬「あ、そうなの? まぁ、仕方がないねぇ。いいですよ」

馬(時間がかかるとはいえ、そうたいしたことはないと思いたいけどねぇ…)


料理が出来上がってくるまでは、およそ10分といったところであろうか。
ピッチャーからコップに冷水を注ぎ、それを飲みつつ、スマホでセ・パ交流戦の途中経過を確認しながら、マターリと料理が出てくるのを待つ。

 

…しかし、待てども待てども料理は出てこない。

 

15分が経過。

 

(いや、たしかに少々時間はかかるとは言っていたけどさぁ…。席に着いてからラーメン一杯でここまで待たせるのは、ちょっとどうかと思うなぁ。

 オペレーションがおかしいというか、提供まで時間がかかりすぎだろう!)

 

腹が減ってるもんだから、だんだんイライラしてきたぞ…。いっそ、もう食わずに帰ろうかな?と思い始めたそのときである。

 

…ようやく、店員のアン(兄)ちゃんが、ラーメンの乗ったお盆を持って、こちらへやってきた。


店員「どうも大変お待たせしました。こってりの全部入りになります!」

馬「ありがとう…(まだ少しイライラ)」


本当なら「ウヒョー、来た来た、来ましたよ!」と言いたいところだが、なんだか食べる気を削(そ)がれてしまった。今夜はなぜかそんな気分になれない。

 

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それでも、ようやく来たことだし、いただきますか…。

 

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いただきます。

 

まずは、丼右側にある炙りチャーシューに箸を伸ばす。

赤身と脂身の比率が1:1の大きいチャーシューである。本当はチャーシューは脂身が少ない方が好みなのだが、炙られたことで、脂が落ちているのか、思ったほど味にしつこさはない。


次は、スープだ。

豚骨と魚介系の濃厚なドロドロスープに、魚粉と煮干しの風味が色濃く出ていて、独特の味である。
よその店ではちょっと食べられない味であることは確かなのだが、ちょっと煮干しの個性が強く出過ぎであろうか。人によっては、少々好みが分かれそうなところだ。

 

今度は、油膜に覆われて湯気の上がらないスープの底に埋もれたを引きずり出して、一口すする。
麺はやや細麺で、この濃厚なスープを受け止めるには、少々力不足といった感じで、ちょっと後味がしつこく感じる。

 

丼左側にある低温調理チャーシューは、低温で2時間以上じっくり調理されているという触れ込みだ。こちらはしっとりとした食感で、肉の旨みがうまく閉じ込められている。うん、いい味だ!

 

煮卵も、黄身の半熟具合をうまく残しつつ、よく味がしみている。


(具のチャーシューメンマ煮卵スープと、一つ一つはとても丁寧な仕事で、濃厚な味わいで美味しいのだけど、ラーメン全体としてはバランスが悪いというか、どことなく調和が取れてないような気がするなぁ…。

何より注文が立て込んでいるとはいえ、提供まで15分以上待たされたことが、評価が一番厳しくなるところだなぁ…)

 


提供からその後、15分ほどかけて、ラーメンを全部食べきったが、まだどうも気はすぐれない。

気分よく、「ごちそうさま!」が言えないのが、こんなにもつらいとはなぁ…。


隣の席に座っていた客のアン(兄)ちゃんは、自分よりも先に席に着いていたのに、ラーメンを提供されたのは自分と同じタイミングだったし、随分と待たされていたみたいだった。


先に食い終わって出ていっちゃったけど、丼を見たら結構残していたみたいだし、俺以上に不満を感じていたのかもしれないなぁ…。

 

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馬「ごちそうさまでした(かなりガッカリ…)」

店員「ありがとうございましたー。またお越しください~」


腹いっぱいにはなったものの、何か釈然としない気分を抱えたまま、私はお店を後にするのであった。

 

(その後、口直しに、コンビニでデザートを買い求めたのは言うまでもない(笑))

 

 

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本日の「たまにいくぐらいでいいかな、というお店」

 

 

 

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らー麺たまや 零式

住所:山形県山形市青田1-1-40

電話番号:023-635-2553

営業時間:11:30~14:30 18:00~20:30 ※スープがなくなり次第終了

(定休日:火曜日)

 
年に1~2回、気が向いて、かつ駐車場に空きがあったときだけ、フラリと立ち寄るこのお店。

ファンが多いようで、山形市内でも客の入りはかなり良く、いつ見ても満員のラーメン屋である。

 

それだけ人が並ぶくらいならば…とつい期待してしまうのだが、行くたびに「こんな程度なのか…」とガッカリして帰ってくることが多いのは私だけであろうか。

 

具やスープの一つ一つはとても手間がかかっていて、良い仕事をしていると分かるのに、店のオペレーションとか、変なところでケチをつけられる要素があるのが、凄くもったいないと思うし、残念で仕方がない。

 

 

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最近は、店独自の萌えキャラクターにも凝っているみたいだけど、うーん*1という感じである。
個人的には、こういう試みはけっして嫌いではないんだけどねぇ…(爆)

*1:+_+