日々是精進by馬人おぢさん

アラフォー、競馬をこよなく愛する量産型おっさんの日記です

元気が出る飯、元気飯!愛情盛りの「あいもり天」~⑥蕎麦やま七(山形県山形市)

週末の日曜は2月3日。いわゆる「節分の日」だったが、特に遠くへお出かけしたりはせず。

 

隣県仙台市の仙台東照宮や秋保神社などでは「節分祭」が賑やかに行われていたようだが、人ごみの中で「福」と一緒に、風邪の菌やインフルエンザウイルスまでもらってしまうのは嫌ですからねぇ…(苦笑)

 

<節分>2000人に「福は内」仙台東照宮で豆まき | 河北新報オンラインニュース

民話の里の鬼退治!宮城県・秋保神社で「秋保神社節分祭 豆まき神事」開催 | NewsWalker

 

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杜のコミフェス – 杜コミは仙台で開催する同人交流即売会です

 

もう一つ、仙台駅前の「E Beans」9階杜のイベントホールで、「杜のコミフェス2」なる同人即売会が開催ということで、こちらへの一般参加も前々から検討していたのだが、お目当てのサークルである「宮城ラーメン組っ!」の主宰、髙橋わな美氏がインフルエンザに倒れてしまい、当日は欠席する予定という情報がツイッターで流れてきたこともあり、泣く泣く遠征を取り止めたのだった。

 

 

…さて、2月に入って、ボチボチ確定申告(還付金請求)の準備をしなければならない時期がやってきた。

 

ブログ主は健康状態に不安を抱えている身(高血圧、高コレステロール高脂血症高尿酸血症睡眠時無呼吸症候群etc…)で、月~2ヶ月に1回はかかりつけの内科医、整形外科医に通っているため、その診察料と医薬品代だけで結構な額(年間15万円以上)を自己負担している。

 

この医療費控除とふるさと納税による寄付金控除の申請を行うことで、翌年の住民税減税といくばくかの還付金が得られるというのだから、確定申告の手続きをやらない理由はない。というわけで、ふるさと納税を始めた4~5年前頃から、毎年この作業をするのがルーティンとなっている。

 

常日頃から領収書をきちんと一カ所に整理しておいて、エクセル(表計算ソフト)で数字(支払った金額)をまとめておけばよいのだが、つい日頃の忙しさにかまけてしまい、直前になってバタバタと提出書類を作るのが恒例になってしまってもいる(苦笑)

 

“今年こそはそうならないように!”ということで、今日は一念発起して喫茶店にこもり、事務作業をコツコツとこなしていたのだった…。

 

時計が午後1時を回るころ、税務署への提出書類の作成に必要な平成30年分の医療費総額がようやく明らかになったところで一息入れて、少し遅い昼食を摂ることにした。

 

 

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あ~あ…、結構な数の領収書とパソコンの画面を互いににらめっこしてたら、さすがに疲れちゃったなぁ(ゲッソリ)

 

さて、今日は何を食べたものかなぁ。

「さっぱりしたもので、かつ食べ応えがあるもの」となると…。

 

 

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うん、今日はあっこの店に行ってみるとするか!

 

  

というわけでやってきたのは、山形市七日町にある「蕎麦やま七」さんである。

山形市七日町で営業している蕎麦屋だから「やま七」。安易安直なネーミングだが、非常に覚えやすくていいと思う(笑))

 

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↑七日町は山形市を代表する「夜の歓楽街」の一つということもあり、昼間の通りはガラーンとして非常に静かなものである。ひとが一人通れるぐらいの幅である、

お店の入り口にはのれんと提灯が下がっているものの、ひっそりと目立たないこともあり、店の存在を知らない人だと、気が付かずに通り過ぎてしまいそうである。

 

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↑別角度からの一枚。お隣は酒店だが、この時間からシャッターが下りている。

 

(今日って、やま七さんは営業しているんだよなぁ…?)

 

のれんは掛かっているものの、不安な気持ちに駆られながら、おづおづと通路奥の店内を目指していくと…。

 

(お、良かった。店内は電気が点いているぞ!ちゃんと営業している。)

 

「あ、いらっしゃいませー!」

給仕役の女性店員がこちらに気が付き、微笑みながら声を掛けてくれる。

 

13時半近くになっていたが、サラリーマンや学生の二人組、老婦人のグループなどで意外にもテーブル席はすべて埋まっている。

 

(これはしばらく待つか、相席をお願いしないとダメかなぁ…?)

 

と思いきや、奥の座敷席が一つだけ空いていたので、そこに滑り込むように座り込む。

 

何を食べるかはもう店に入る前から決めていたので、まもなく店員さんがお茶を出してくれたタイミングで、迷うことなく注文の口上を述べる。

 

「すみません、『あいもり天』をひとつ、お願いします!」

「はーい、かしこまりましたー。」

 

 

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店内に設置されたテレビでワイドショー番組を見ながら、蕎麦が出てくるのをボンヤリと待つ。

 

…10分後。

 

「お待たせしましたー。こちら、あいもり天になりますー」

という店員さんの声とともに出てきたのが、こちらのお盆のセットである。

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↑セイロからこぼれない、ギリギリ一杯までこんもりと盛られた中華麺と蕎麦の合い盛り。

右の別皿には、ゲソ天と薬味のネギ。その下に蕎麦つゆがある。

 

 

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↑セイロだけアップした画像。 この量が、やま七さんでは「普通盛り」となる(笑) しかも、お値段は驚異の750円(税込)というのだから恐れ入る。

山形市内では、盛りが良いと言われる「そばのまるごまるご」さんを差し置いて、おそらくはダントツの盛りの良さと思われる。

 

(参考)「そばのまるごまるご(山形県山形市)」

dreamonturf.hateblo.jp

 

 

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これはもう、合い盛り(中華麺と蕎麦)を超えた、愛情盛りや~!

 

 

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ではさっそく、いただきます!

 

ニュースでは国内最大の耕作地である北海道産そばの不作により、原料である「そば粉」の高騰が取り上げられている中、庶民的な値段で大盛りの蕎麦と中華を提供しているお店に感謝しながら、麺を手繰(たぐ)っては口元へと運び、ズルズルと音をたてて啜(すす)っていく。

 

 

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一口大に切られたゲソ天も歯ごたえがあり、この田舎蕎麦とバツグンの相性で、たまらない味だ。

 

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前半は蕎麦だけ先にいただいてしまい、後半の中華麺については、ツユにちょっと細工をしていただくのが、自分流だ。

鰹出汁の利いたツユに、卓上の酢とラー油、七味唐辛子を投入していただくと、また違った味わいが生まれるのだ。

 

…かくして15分も経った頃には、あれだけ山のように盛られていた蕎麦と中華麺は跡形もなく消え失せ、お盆には空っぽのセイロと皿、丼だけが残った。

 

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ぷふぅ~、さすがにお腹いっぱいだぁ…。

あとは最後の〆に、余ったそばつゆにそば湯を加えて、いただいてっ…と。

ああ、これは温まるなぁ。いやぁ、久々にやま七さんに来たけど、来てよかったなぁ。

 

 

ふと壁の時計を見やると、時計の針は午後2時をまわっていた。

 

そういえば、たしかこのお店は午後2時で閉店するんだったっけな。

まだ隣のテーブル席には学生二人組の客がいるけれども、長居は無用か。

 

久々の慣れない座敷席で、少々痺(しび)れた足を引きずりながら、自分は席を立った。

 

「どうも、ごちそうさまでした!お会計をお願いします!」

「はーい。あいもり天で750円になります。ありがとうございましたー!」

 

女性店員の気風(きっぷ)のいい声に見送られながら、自分は気分よく店を後にするのであった。

 

 

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本日の「たまにいくならこんなお店」

  

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蕎麦 やま七

住所:山形県山形市七日町3-3-7

電話番号:023-631-5588

営業時間:11:00~14:00 (定休日:日曜日)

 

盛りの良さは山形市内でも随一の「蕎麦やま七」さん。

味はそこそこであるものの、普通盛りで、手軽にお腹いっぱいになれるということで、近所の学生(山形大学)が昼休みに自転車で食べに来ることも多いとか。

 

難点は、昼だけの営業である(←山形の蕎麦屋には結構多い)ことと、店専用の無料駐車がないことである(泣)

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車で来た場合は最寄りのコインパーキングを利用することになるが、蕎麦やま七の敷地隣にある「タイムズ山形七日町第2」は日中「200円/40分」という料金設定になっており、こちらの利用は正直おススメしない

経験上、時間内(40分)に食事を終え、車に戻ってこれそうで戻ってくることができず、駐車料金400円を請求されるケースが殆どだからである。

 

上図のとおり、タイムズ山形七日町第2の中を歩いて突っ切ることが可能なので、道路をはさんで向かい側にある「ダイヤパーク七日町4丁目」(こちらは日中「100円/30分」)に駐車するのが、最も経済的と思われる。(平成31年2月現在) 少人数(2~3人)のグループで来ることができれば、さらにお得であろう。

 

個人的には山形へ来ることがあれば、ぜひ一度、話のタネに訪問いただきたいお店のひとつである。