第85回東京優駿(日本ダービー)における、川田将雅騎手の粗相を斬る!
平成30年5月27日(日)、東京競馬場で行われた第85回東京優駿(日本ダービー)は、
単勝5番人気のワグネリアン(牡3、栗東・友道康夫きゅう舎)がゴール手前30m辺りで、逃げ粘る同4番人気の皐月賞馬エポカドーロを捕らえ、優勝した。
「平成」最後となる日本ダービーを、通算19回目の挑戦で優勝し、晴れてダービージョッキーの称号を手にした福永祐一騎手。
これまでエピファネイアやリアルスティールなどの有力馬で、優勝のチャンスを何度も逃がしているだけに、正直な話、もうダービーに縁はないのではないかと思っていただけに、今回のワグネリアンでのダービー優勝は自分にとって意外であった。
結果論だが、馬群に包まれることのない外枠発走で、積極策に出てうまく先行集団に取り付いて流れに乗ったこと、単勝5番人気といくらか気楽に乗れる立場であったこと、すべてが上手く噛み合ったという印象である。
改めて、福永祐一騎手、ダービー優勝、おめでとうございました!
と、勝利者への賞賛はここまでにして、ここからは粗相を斬らせてもらおう。
対象は、圧倒的な単勝1番人気(2.1倍)の馬を6着に沈めた川田将雅騎手、その人である。
誤解を避けたいので、まず言わせてもらうが、今回負けたことに対する責任を追及するという話ではないことを、ご理解いただきたい。
今回、ダノンプレミアムが6着に負けた敗因については、色々考えられると思う。
一番大きかったのは、やはり皐月賞をザ石で回避して、順調さを欠いてしまったことだろう。
いくら、その後の調整過程で何とかダービーへの出走態勢が整ったとはいえ、これまでの戦歴から「1番人気」へと祭り上げられ、ダノンプレミアム陣営には尋常ではない重圧・プレッシャーが掛かっていたであろうことも理解できる。
競馬ファンがインターネットや新聞紙からの情報を頼りに、勝手に騒ぎ立てて祭り上げ、1番人気にしてしまったことについては、見る目がなかったと言うこともできるだろう。
↑レースVTRやパトロールVTRを何度か見返したが、角度的に悪く、ガッチリ握手を交わしている瞬間をうまく捉えることができなかった(苦笑)
ただ、今回のダービーを観ていた競馬一ファンとして腹立たしく思ったのは、ゴール入線後に川田騎手が、勝利したであろう福永騎手の横にスーッと馬を寄せていって、“勝利の祝福”と受け止められる握手を求めにいった、その姿勢である。
仮にも日本ダービーという権威のあるレースで、圧倒的単勝1番人気の馬に乗っていて負けたというのに、なぜヘラヘラと握手を求めにいったのか?
少なくともゴール入線後、あの大観衆が見つめる場においては、敗者は敗者らしく、川田騎手は何もアクションを起こさずに、さっさと検量室へ戻るべきだったと思っている。
別に、レース終了後に検量室へ戻ったタイミングでも、あるいは一日のレースが終わった後でも、いくらでも福永騎手に祝福の姿勢を示す場、機会はあったであろう。
それよりもダノンプレミアムの馬券を購入していたファンや関係者の期待を裏切ったこと、ダノンプレミアム関連の馬券を紙くずに変えてしまったことについて、まずは真摯に「申し訳ない」と思うべきだったと思う。
そう思っていたならば、大観衆が見つめるあの場で握手を求めにいく行為は絶対にありえないはずなのだ。
あの場でわざわざ“勝利の祝福”の握手を求めにいく行為は、思慮が足りないというか、どこか人としての感覚がズレているとしか思えなかった、というのが正直な感想である。
ちなみに、単勝支持率の計算式などの詳細については別サイトに譲るが、今回のダービーで1番人気だったダノンプレミアムの単勝支持率は、36.9~38.8 %と「約40%」あったことが判明している。
☆参考ホームページ:AMBLE 鋭意調査部 単勝オッズと支持率の関係~単勝1.6倍の謎
今回の件で少なくとも、単勝支持率約40%分の馬券購入者を敵に回したことを、川田騎手は認識し、猛省するべきであろう(もし自分が今日、東京競馬場にいたら、この件でパドックで野次っていたと思う(爆))。
まぁ、「自分でも『短気である』と自覚があり、さらに目上に媚びない性格のため、思ったことをズバズバと話してしまう傾向があるという(※下記リンク先参照)」川田騎手が元々、生理的に好きじゃないし、今回の件で「嫌い」が「大嫌い」に変わっただけの話なんですがね(爆)
それにしても、一口馬主の権利を持っている、今年の2歳馬が3頭(しかも3頭とも「栗東」所属)いるんですが、川田騎手だけには乗ってほしくないもんですなぁ(皮肉)(/・ω・)/
注意!
本記事は、ふた昔前にネット上でオンラインカジノやネット上での商売などに関する記事を書いておられた「代々木健介のギャンブル必勝法実験室」にあった、コラム「粗相を斬る!」のオマージュです。ヨヨケンさんよ、永遠なれ!