日々是精進by馬人おぢさん

アラフォー、競馬をこよなく愛する量産型おっさんの日記です

梅雨の湿気を吹き飛ばす、ホットスパイシーなチキンマサラカレー~ロイヤルインドレストラン 山形店(山形県山形市)

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先日、日曜日の午後を使って、寝室に山積した漫画や小説などの本を、押し入れのスペースやダンボール箱の中に片付けるという整理作業をやっていた。

 

で、作業の合間に、青木雄二著の「ナニワ金融道」の文庫本がふと気になって、手に取ったところ、本の間から「ポチ袋」がポロリと転がり落ちてきた。

 

なんだこりゃあ…( ゚Д゚)?

 

ポチ袋の中を見てみると、中には丁寧に四つ折りにされた「5000円札」が入っていた。

 

あー、これは過去の自分が何かのためにと思って、へそくりとして隠しておいたおカネなんだろうなぁ…。まさか、この金欠のタイミングで見つかるとは、何という僥倖(ぎょうこう)なんだろう。過去の俺、GJ(グッジョブ)! (*´ω`*)

 

思いがけない臨時収入に、今回のサッカーW杯日本代表のコロンビア戦勝利のとき以上に、派手なガッツポーズを作って歓喜する自分。

 

さて、せっかくの過去の自分からのプレゼントだ。有効に活用させていただくとしましょう。今夜は何を食べようかなぁ…( *´艸`)

 

ダンボール箱を何個も動かしたりで随分と汗をかいたし、今度は食事で、気持ちの良い汗をかくとしますか…ネッ!(^◇^)

 


ということで、まだ夕暮れまでは時間がある18時過ぎに自宅を出て、市内の嶋北地区へ。目指す先は、今回紹介する「ロイヤルインドレストラン山形店」さんである。

 

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山形西バイパスを天童方面に向かってしばらく北上していくと、いかにも新興の住宅地・商業地といった雰囲気を醸し出す街並みが目の前に広がる。ここが嶋北地区だ。

 

この商業地の一角で、飲食店が固まって展開されている場所の中に、ロイヤルインドレストランは存在する。

 

夜の部がちょうど営業中であることを、入り口で確認しつつ、さっそく店内へ。

入口据え付けのベルが、カランカラン♪と鳴り、厨房の男性店員から、「イラッシャイマセ~。オヒトリサマデスカ? カウンター席へドーゾ!」と声がかかる。

 

カウンター席に腰かけて、メニューをさっそくパラパラとめくっていく。

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(平日ランチタイムのお得な価格設定と比べると、休日の夜はやっぱり少し割高になっちゃうかぁ…。

 まぁ、あぶく銭の5000円なわけだし、ここはパーッと使っちゃいましょう( *´艸`)

 スペシャルセットに、マハラジャセット、チーズナンセットと、どれにしましょうかねぇ…。よし、こいつに決めた! )

 

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馬「すみませーん、この『チーズナンセット』をください! 辛さは、Mild Hot(中辛)で。あと『ラッシー』もお願いしますー」

店員「カシコマリマシター。チョト、オマチクダサイネー」

 

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レジ前の本棚に転がっていた「インド夫婦茶碗」の漫画単行本を開き、のんびりと読みながら待つこと、7~8分といったところであろうか。

 

チーズナンセットが乗せられたお盆とラッシーを持った男性店員がやってきた!

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ウヒョー、来た来た、来ましたよ!

 

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のどが渇いていたから、まずはこのラッシーから、と。 

 

 (…うん、ヨーグルトベースのほのかな酸味が利いた、冷たいラッシーが美味いねぇ…

 甘みもほどよくあって、疲れた身体にスーッとしみこんでいくみたいだ)

 

お次は、このマタルマッシュルームカレーか。

スプーンを手に取り、カレーの小鉢からルウをすくい上げて、パクリと一口。

 

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一瞬だけ、ピリリとした刺激が口の中に広がるが、思わず口から炎を吐き出しそうになるような、我慢できないほどの辛さではない。


(これは…、うまいぞっ!(´∀`=)

    自分の知らないスパイスが何種類も使われているのか、普段から食べ慣れている日本式のカレーとは全然、後味が違うっ!
 

 カレーに添えられた生姜の酢漬けが、口の中をサッパリとさせて、いいアクセントになっているのが、また美味しいし。

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 このカレーを口に含んだ後に食べるチーズナンが、またトロ~リ、コッテリとした味わいでたまらんわ~ (*´ω`*) )

 

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次は、この炭焼きチキンだ。

ターメリックスパイスの調味液にでも漬け込まれたのか、美味しそうな黄金色に輝く鶏肉にかぶりつく。

ホロリと骨からはずれる肉がとてもやわらかく、スパイスの味が利いていて美味い!

先ほどのマッシュルームカレーとはまた違った美味しさである。

味を感じなくなるまで骨をしゃぶり、とことん舐め上げる。

 

ここで、再度チーズナンと水菜を中心としたサラダをほおばり、咀しゃくすると、

(こんな自分でも「食の悟り」を、今なら開(ひら)くことができるんじゃないか…)と訳の分からない妄想が頭の中で展開されていく…(爆)

 

最後に、とっておきで残しておいたチキンマサラカレーに手を伸ばす。

小鉢をかき回すと、鶏肉の肉片がどうやら“ふた切れ”ほど、沈んでいるようだ。

この肉片を一つすくい上げて、口に放り込み、チーズナンと一緒に咀しゃくしていく。

 

 

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ああぁ、今、自分は「食」で完全に悟りを開きました…っ!(意味不明)

 

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この美味しさは、何とも形容できないけど、自分のなかで、全宇宙と全世界が今ひとつにまとまった感じがする。

インド料理、万歳(バンザイ)だ!!! यह बहुत स्वादिष्ट था \(^o^)/

 

 

あれ…? 料理提供から、何分が経過しただろう。

気がつけば、もうお盆の上には、何も食材と言えるものは残っていなかった。

先ほどまでしゃぶり尽くしていた、炭焼きチキンの骨が一個と空っぽの小鉢と皿、フォークとスプーンが手元に見えるだけである。


わずかにグラスの底に残ったラッシーを一気に飲み干し、自分は席を立った。

 

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(今度来るときは、いつもの平日のランチタイムを狙って来るとしよう。

ナンはやっぱり食べ放題で、焼き立てアツアツの物を何枚も食べたいしなぁ…)

 

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そうひとりごちながら、会計を済ませて店を後にするのであった。

 

  

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本日の「たまにいくならこんなお店」

 

 

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ロイヤルインドレストラン山形店

住所:山形県山形市嶋北2-5-78-2

電話番号:023-665-5860

営業時間:11:00~14:30  17:00~22:00

      (定休日:第2火曜日)

 

2~3ヶ月に一回ぐらいのペースで、本格的なインドカレー料理とナンが無性に食べたいと思ったときにのみ、通っているお店である。

 

人口100万人を数える、お隣の仙台市であれば、東北大学への留学生が居ることも考えられるので、インド出身の外国人が居ても、そう珍しくは感じないのかもしれないが、ここは人口25万程度の山形市なので、やっぱり珍しいですよねぇ。

 

royalindiarestaurant.jp

ホームページを見る限りでは、東日本(千葉、栃木、茨城)を中心に展開されている「インドレストラン」ですが、こうして「山形」という田舎でも、気軽にインド料理を楽しめるようになったとは、時代は変わったもんだなぁ…と思います