日々是精進by馬人おぢさん

アラフォー、競馬をこよなく愛する量産型おっさんの日記です

喝(カツ)注入!カツ煮定食~とんかつとん八 山形成沢店(山形県山形市)

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ああ、まだ午後のピークでもないのに、もう屋内フロアの気温は30℃もあるのか…。

暑い、暑過ぎるぞ…っ!

 

職場の冷房(エアコン)は集中管理の設定がまだ終わっていないとかで使えないというし、窓を全開にしても涼しい風が吹いてくるということもない…。

 

頼りは、パソコンに接続している、小さな扇風機1台だけか…。何とも心もとないなぁ…。

 

それはそうと、もうお昼か。どこで昼食を食べたものかなぁ。今日は時間もたっぷりあるし、のんびりできそうだぞ。


さっそく、頭の中の飲食店データベースを検索して、今の気分、予算に合いそうなお店を探していく。

 

…やがて、1軒のレストランの存在を思い出した。


それが今回紹介する、「とんかつとん八」さんである。

 

山形市内だけで本店をはじめ3店舗、県内となると8店舗を展開する、山形を代表するローカルとんかつチェーンのお店である。
(ただし、山形県以外には一切出店しておらず、その存在を知る者は山形県出身者か在住の者に限られるという)

 

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TVCMには、その昔に演歌「」で一発当てた、山形県河北町出身大泉逸郎が出てくるし、とんかつ定食の材料となる豚肉平田牧場産三元豚)やお米県内産はえぬき)、キャベツ(夏~冬にかけて、西蔵王高原産を使用)は山形県産品を使うなど、地産地消にこだわってもいる。

 


国道13号線を福島方面に向かって車を飛ばしていくと、山形市の南はずれに近付いたところで、今回紹介する「とんかつとん八 山形成沢店」が見えてくる。

 

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駐車場はやや埋まっているが、窓から店内をうかがったかぎりでは、まだ座席には余裕がありそうだ。

 

意を決して、入口の扉を開けて、店内へと足を踏み入れる。

 

「いらっしゃいませー。空いているお席へどうぞー」と、接客担当の女性店員が声をかけてくれる。

棚から、今日のスポーツ新聞(日刊スポーツ)をヒョイと取り出して、空いているテーブル席へと向かう。


(そういえば、今月はとん八に全然来ていなかったっけなぁ。まだ使えるクーポン券なんて持っていたっけ…)

 

財布の中をゴソゴソとまさぐると、8月31日まで有効のランチドリンク無料券が出てきた。

(おお、ありましたよ。ラッキー。これでアイスコーヒーをいただくとしよう。


 さて、メインには何を食べよう。無難なところで、月替わりの「カツ煮定食」にするかな)

 

注文内容が決まったところで、テーブル上のベルを鳴らす。

接客担当の女性店員が、ワタワタとバックヤードから出てきて、注文を取りに来る。

 

馬「すいません、月替わりのカツ煮定食をください。ご飯は五穀米で。
  あと、食事と一緒に『アイスコーヒー』をひとつね」

 

店員にドリンクのクーポン券を手渡し、注文の確認が終わったところで、スポーツ新聞を広げる。

連日、熱戦が繰り広げられている、サッカーのロシアW杯の試合結果や日本プロ野球における広島の快進撃をニヤニヤしながらゆっくりと読み進めていく。

 


その後、待つこと10分といったところであろうか。

先ほど、注文を取りに来た女性店員がお盆を持って、こちらへやってきた。

 

店員「こちらカツ煮定食、五穀米とアイスコーヒーになります。以上でお揃いでしょうか?」

 

…いつもこの店へ来るたびに思うのだが、この女性店員の接客態度だけはいただけない。

何というか、客の動きを気にかけて見ていないから、動作に余裕というものが感じられず、つっけんどんというか、ギスギスとした挨拶や接客態度になっているんだよなぁ…。

 

ご飯やキャベツのおかわりは「無料」と書いてあるのに、いざ実際におかわりを要求しようとすると、嫌そうな、迷惑そうな表情を浮かべることが多いしさ…。

 

厨房担当のコックさんの方が、まだ愛想が良いから、いっそコックさんが毎回出てきて接客してくれないもんかねぇ(爆)

 

まぁ、ランチ自体は値段が安くて、そこそこの味の物を食わせてくれるから、接客サービスには目を瞑(つむ)って、こうして来ているけどね(笑)


馬「はい、ありがとうございます」

 

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さて、来た来た、来ましたよ!

 

この店のカツはチキンカツではなく、ちゃんとしたトンカツであるのが嬉しい!
また、フンワリ卵でとじられたカツ煮が、何とも美味しそうな湯気をホカホカと上げているではないか…!

 

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では、いただきます!

まずはべジファースト、このキャベツサラダからだ。
ゴマドレッシングをかけて、さっそく一口。

 

(うん、キャベツのシャキシャキとした歯ごたえがいいね!ゴマドレッシングをかけると、キャベツの甘みが引き立つようで、これだけで、ご飯の一杯は軽く食べられちゃうぞ)

 

次は、カツ煮だ。

(うんうん、このフンワリと仕上がった卵と鰹の出汁の味がたまらんねぇ。カツは衣のサクサク感がさすがになくなっちゃってるけど、出汁をよく吸っていて、豚肉とともにいい味を醸し出している! ここに、五穀米のご飯を口にかき込むと、またたまらない味わいだねぇ。 惜しむらくは、もう少しカツの豚肉が厚ければいいんだけどなぁ…)


付け合わせの白菜の浅漬けは、ちょうどよい漬かり具合で、カツ煮とご飯のいい箸休めだ。

 

麩の味噌汁もいい味である。今日は暑くて、ただ座っているだけでもジットリと汗をかいていたものだから、このちょっとだけ濃い味付けがありがたい!

 

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かくして、ご飯とカツ煮を交互にモリモリ、ムシャムシャと食べ進めていく。

 

途中、カツ煮を半分残したところで、キャベツとご飯(五穀米)のおかわりをお願いして、さらにバクバクと箸を進めていく。

 

最後の一切れとなったカツと一口大のご飯をガバッとほおばり、その美味しさを噛みしめていくうちに、楽しい食事タイムはあっという間に終わっていくのであった。

 

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ふぅ、今日もよく食ったなぁ。キャベツのおかわりをもう一回したかったけど、店員さんに声をかけるタイミングがなかったからなぁ。ま、今日は腹八分目で我慢しておきますか…

 

 

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食後に、サービスのアイスコーヒーをゆっくりと飲み干し、自分は席を立った。

 

(ああ、んめかったなぁ。腹が減っていたこともあっけんど、こうして美味しくメシが食えることに感謝しねぇとなぁ。

 さて午後から船を漕がないように、どこかコンビニでブラックコーヒーば、一杯買って、戻りますかぁ)


会計を済ませて店を出ると、冷房が効いていたレストランの店内とはうって変わって、ジットリとした梅雨の暑さが、全身に覆いかぶさってくる。

 

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ああ、早く職場でも冷房(エアコン)が点(つ)かないもんかなぁ…と、ひとりごちながら、店を後にするのであった。

  

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本日の「たまにいくならこんなお店」

 

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とんかつ とん八 山形成沢店

住所:山形県山形市成沢西4-11-40

電話番号:023-687-0222

営業時間:11:00~24:00  (定休日:年中無休)


山形県内で「とんかつ」といえば、「とん八」が有名である。

 

だが、その味はどうかと言われると、せいぜい値段相応か、やや物足りないぐらいの評価になってしまう。

 

銘柄豚である、「平田牧場産三元豚」を使用していると謳っているにも関わらずだ。

トンカツや各種フライはみな揚げたてのはずなのに、肉が薄く衣が厚いためか、どことなく油っぽく、味のバランスが悪く感じてしまうのだ。

食べ○グなどを見ると同じような感想を持つ人は多いようで、この点が改善されれば、もう少し自分も足を運ぶんだがなぁ…と思ってしまう。

 

ランチは税込853円で、ご飯(白米or五穀米)とキャベツのおかわりが自由な点、15時までランチタイムの設定がある点から、健康のことを考え、野菜(キャベツ)を腹いっぱい食べたいときには重宝するお店なのですがねぇ…

 

www.hamakatsu.jp

余談ですが、個人的には、とんかつのレストランチェーンは、お新香が食べ放題の「とんかつ浜勝(リンガーハットグループ)」が味、値段のバランスから一番だと思っています。