お惣菜で一杯飲る幸せ…おかず屋もりもりキッちん、どんどん焼のお店・山形どんどん(山形県山形市)
あ~あ、ようやく今日も一日の仕事が終わったか…。
今日は何かお酒でもちょびっと飲みたい気分だけど、外で飲食するには懐具合が少々寂しいからなぁ…。
総菜でも買って帰って、家の冷蔵庫で冷やしておいたアンバーエールのビールでも飲んで、ちょっくら晩酌でもするかなぁ…
となると、お惣菜はどこの物を買って帰るかなぁ?
はっかんバージさんはついこの間、弁当と焼き鳥を買って食べたばかりだし、別のお店がいいなぁ…。となると、うん、今日はあそこのお店にしてみようか。
ということで、終業後、馬人おぢさんが車で一目散に向かったのは山形市の嶋北地区である。
ジャスコもといイオン山形北店を傍目(はため)に見ながら、はま寿司と山形銀行馬見ヶ崎支店のある交差点を北側に入り、ちょっと奥に位置するお店が、今回紹介する「おかず屋 もりもりキッちん」さんである。
店内はお客さんが二人も入ると、ミッシリとなってしまうぐらい、小さな小さなお総菜屋さんである。
(筆者の場合は、身体が普通の人の1.5倍くらい大きいので、一人だけでもギュウギュウだったが…笑)
ガラガラと戸口を開けると、「いらっしゃいませー!」と元気のよい女性店員さんが声をかけてくれる。
二面に分かれたガラスのショーウインドウの中には、煮物などの和惣菜に、ハンバーグやマカロニサラダなどの洋風総菜、メンチカツやピーマンの肉詰めフライなどの揚げ物が所狭しと並んで、壮観な眺めである!
馬「いや~、どの総菜もおいしそうで目移りしちゃいますねぇ。…ちょっとだけ、悩む時間をくださいね」
店員「あら、お客さん嬉しいこと言ってくれますね~。ごゆっくりどうぞ~」
他愛もない言葉の掛け合いかもしれないが、こんなちょっとした店員さんとの交流が、お店の雰囲気をぱっと明るく華やいだものにしてくれるし、身近で親しみやすいものに感じさせてくれる。
馬「よし、決めました!ひじきの煮物を100gと~(以下省略)」
店員「はい、では計量しますので、ちょっとお待ちくださいね~」
というわけで、店員さんとのやり取りを楽しみながら、数分後、お惣菜でいっぱいになった袋を持ちながら、ホクホク顔でお店を後にするのであった…。
さて、どうせここまで来たのなら、あのお店にも寄ってみるとするか…。
次に向かったのは「もりもりキッちん」さんから数百メートルしか離れていない、一軒のとあるお店。
暑い夏場はかき氷やソフトクリームを、あとは一年を通して「山形名物 どんどん焼き」を売っているという、その名も「どんどん焼のお店・山形どんどん」さんである。
最初に何度か窓横のチャイムを鳴らすも、店主のおばちゃんがなかなか出てこないので、今日はもしかして営業していないのかなぁ…?と不安になる…。
仕方なく窓を開けて「すいませーん!」と一声かけると、奥からおばちゃんがノソノソと出てきて、ホッと一安心である(笑)
おばちゃんを呼ぶ前にあらかじめ希望の本数を書いておいた注文票の紙と代金を渡し、焼き上がりまでの間は、店の軒先でおばちゃんの熟練した手捌きを堪能する。
↑この道ン十年という、店主のおばちゃん。器用に鉄板へ生地を流し込み、具(魚肉ソーセージの薄切りや海苔、チーズ)や調味料(梅ゆかり、青のり)を乗せては、次々に焼いていく。
(黄色味がかった生地は卵、カレー粉を混ぜているため、こういう色合いになっている)
なお、店主のおばちゃんは相当お話好きらしく、こちらから話を振ると、色々と答えてくれる人なので、ぜひ来店の際は話を振ってみてください!(笑)
数分後、焼きあがったどんどん焼きを受け取り、今夜の酒の肴を一通り揃え終わった自分は、さっそく自宅に向かって車を出すのであった…。
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自宅に帰ってからは、小躍りしながら冷蔵庫からヒエヒエの缶ビールを取り出し、「今日も一日、自分よ、お疲れさま!」の乾杯とあいなった。
さて、今夜の酒の肴(さかな)のご登場である!
↑上から「ひじきの煮物(100g)(税抜160円?)」「マカロニサラダ(100g)(税抜200円?)」「メンチカツ×2枚(税抜130円×2)」「ピーマン肉詰めフライ(税抜120円)」
ひじきの煮物は、ひじきに程よい歯ごたえが残り、クタッとした感じがない。
少し甘塩っぱく上品に仕上げられて、けっして味は濃すぎず、糖尿病加療中の自分にはちょうどいい塩梅の味付けだ。
マカロニサラダは、出来の悪い店だとキュウリから大量の水分が出てしまい、やたらと水っぽい仕上がりのものがあったりするが、ここのお店のものはそんなことがない。
和えられたマヨネーズソースは自家製のものなのかは分からなかったが、酸っぱい感じがなく、これまた自分好みの味である。
メンチカツも揚げ油に良いものを使っているせいか、揚げ物にありがちな“ギトギト”と油ぎったような感じはまったくなく、カラッと揚がっており、ビールが進む進む!というものだ。
そして、とどめは…
↑ピラフ&チーズ入りのどんどん焼き(税込300円)である。(他にも卵&チーズ入り、カレー&チーズ入り(税込300円)を購入していたのですが、さすがにお腹いっぱいになったので、翌朝のご飯になりました)
中にピラフとチーズをくるんでおり、ノーマルよりもボリュームが数段アップしている一品。パックの底にたっぷりとたたずんだ中濃ソースの濃い味のおかげで、これまたビールが進む進む!ときたもんである!
もちろん、野菜も忘れずに…ということで、豆乳スープの素を投入した白菜だけの鍋も食べております(笑)
こんな感じでよりどりみどりの総菜類をだらだらと二時間ほど飲み食いしていると…当然のことながら
となるわけであった(笑)
ビールの入ったグラスを傾けながら、インターネットでナイター競輪の中継を見て、こうして今宵も馬人おぢさんの夜は更けていくのであった…(Fin)
本日の「たまにいくならこんなお店」
おかず屋 もりもりキッちん
住所:山形県山形市馬見ヶ崎4-6-23(べにっこひろばのそば、南側)
電話番号:023-684-9901, 080-3324-1226
営業時間: 14:00~19:00すぎ(定休日:日曜、祝日)
店主(松田守江さん)のブログ: http://blog.livedoor.jp/moriemorimori/
お店のツイッター: https://twitter.com/gera_morimori
家庭的でありながらも、美味しい総菜が色とりどりと揃っているお店である。
最近はツイッター、ブログとも更新休止中(?)のようだが、お店は絶賛営業中!
お店近くの「べにっこひろば」に小さいお子さんを遊びに連れてきた帰りなど、今日の夕食は作るのが面倒くさいわぁ…と思ってしまったご婦人や主夫の方には、とっても重宝しそうですよ!(笑)
どんどん焼のお店 山形どんどん
電話番号:023-682-7288
営業時間: 10:00~18:00(定休日:金曜) ※日曜営業
店主のおばちゃん曰く、「山形で一番おいしいどんどん焼きのお店はここ!」とのこと(笑)
ノーマルは200円~と、小さいお子さんのお小遣いでも買える、子どものおやつ的な食べ物ですので、味に過度な期待はしちゃダメです!(笑)
トッピングの組合せがとにかく色々あるので、何度か食べて、お好みの味をぜひ見つけていただきたいと思います。(1番人気はマヨイカだとか🦑)
なお、店主のおばちゃんの話では、来年2020年1月30日か31日の夜19時半~放送のNHK番組で当店が取り上げられるそうなので、山形近辺でNHKが受信できるご家庭の方は、ぜひ番組を見てあげてください!