Dr.馬人の地サイダー探訪シリーズ～①仙臺ずんだサイダー

唐突だが、私は趣味の一環として「日本地サイダー学会」の東北地方支部で、
日本各地の地サイダーに関するデータ収集と品評を行っている。

名は、仮に「Dr.馬人（ドクトルうまびと）」とでもしておこう。

このシリーズでは、日本各地でひっそりと生産・流通している地サイダーにスポットを当てて、その魅力や美味しさなどを世にじわじわと広めることを目的としている。

さて、さっそく栄えある第１回目に取り上げる地サイダーは、こちらである。

仙臺ずんだサイダー（製造：トレボン食品株式会社）

購入日時：2018年３月２Ｘ日
購入場所：ＪＲ古川駅構内、「おみやげ処ふるかわ」

総評：

まず一口、口に含むべくグラスに顔を近づけて感じたのが、あの出来立てアツアツの
「ずんだ」餡を感じさせる、強烈で甘～い香りである。

なるほど、さすがに「仙台ずんだサイダー」と銘打たれてあるのは、伊達じゃない！というのが率直な感想である。

香りに強い個性を感じるものの、味そのものはごく普通のサイダーであり、決してまずくはない。

枝豆パウダーを使用することで、この独特の風味を醸し出しているのだろう。

ただ、「ずんだ（だだちゃ豆）」に親しみがある宮城県人や山形県人には、この香りを喜ぶ者もいるだろうが、はたして、一般受けする香りかというと？？

あと、ラベルに描かれた、仙台四郎にどういう意味があるのかは不明である。
最後に、東北ずん子タソ、かわいいよ(*´Д`)ﾊｧﾊｧ

味　☆☆☆　　きわめて普通
香り　☆☆　　強烈な「ずんだ」臭を好みと思うかどうかで評価が割れそう。
インパクト　☆☆★　　ずんだの薄緑を基調とした色合いは美しい。
地サイダーらしさ　☆☆☆　　仙台名物「ずんだ」をテーマにした努力は買いたい。

（注）

• 「味」、「香り」、「インパクト」、「地サイダーらしさ」の各項目は５段階評価で点数付けする。
• 評価の数字は大きいほど高評価で、☆１つで１ポイント、★１つで0.5ポイントである。　　　
• なお、味の評価に公正を期すために、冷蔵庫で最低10時間以上、キンキンに冷やした状態のものを飲むこととする。

王道　←＊＊＊☆＊→　キワモノ　

最終的には、「王道な美味しさ」よりも、「香りを楽しむ（？）キワモノサイダー」という評価になった。

話のタネに一度飲んだら、もうそれ以上はいいかなという感じ。

まぁ、東北ずん子タソのラベルのかわいさに癒されたから、それでいいのだ(*´Д`)ﾊｧﾊｧ